4輪、6輪、12輪、16輪の車…車輪が増える事のメリット・デメリット

タイヤを増やすことで得られるメリットとは…?!

G63 AMG 6×6

大人から子供まで、多くの方が”車”と言われて思い浮かぶのは、4輪車でしょう。

しかし、なかにはメルセデスのG63 AMG 6×6のような6輪車を持っている奇特な方がおられるかもしれません。

G63 AMG 6×6は、“6輪駆動車”となっており、6輪すべてに駆動力が配されることから、4WD車以上のトラクション、悪路走破性能となっています。とはいえ限定車でしたから、乗ったことがある方はごく僅かでしょう。

さて、多くの方が目にする多輪車といえば、おそらくトラック、トレーラーの類です。大型車では、後輪のタイヤを2本重ねて装着するダブルタイヤ仕様も多いので、12輪、16輪なんて車両もザラです。

このように、多くのタイヤを履かせる主な目的は、1輪当たりの荷重を分散することによって「耐荷重性能を確保する」という意味合いがあります。

タイヤには耐荷重性能というものが定められており、1輪当たりの荷重が耐荷重性能を超えてはならないわけです。これは、通常の乗用車用タイヤにも設定されています。

そこでトラック、トレーラーでは、車両の後軸タイヤをダブルタイヤにすることで、1輪当たりの荷重を半分に減らし、多くの荷を積載する能力を得ているというわけです。

また、もうひとつのメリットが「パンクに強い」ことです。もしどれか1輪がパンクをしても、すぐに走行不能に陥ることはなく、修理工場まで安全に移動することが可能。(※パンクした状態での走行は危険を伴いますので、なるべく速やかに路肩に止めましょう)

これは、乗客を乗せるクルマや、大きな積み荷を積載するクルマにとってはリスクヘッジとして働くでしょうね。

次ページしかし多輪化にはデメリットも当然伴う…

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