ターボとスーパーチャージャーの違いはわかりますか?

エンジン排気を利用するターボ

MINI ターボ

エンジンで過給機を作動させていたスーパーチャージャーとは異なり、エンジンの排気圧でタービンを回し、それを動力として過給機を作動させるのがターボチャージャーです。

本来、ただ捨てられるだけの排気を有効利用しているので高回転でも効率が落ちることが無く、常時高回転でエンジンを回す航空機や船舶、発電機などに向いています。

しかし、排気圧を受けて猛烈な回転数で回るタービンの製造がまず難しく、素材や軸受の加工精度が貧弱だった昔の日本のみならず、アメリカ以外の国ではターボエンジンを作るのが難しかったほどです。

そして自動車用に実用化された後でも、問題は起きました。

ノッキング対策でガソリンを濃くするため、燃費が悪化したり、圧縮した高温の空気が異常燃焼のもとになるため、燃焼室の圧縮を下げ、結果的にターボが作動していないとトルクがスカスカ、ターボ作動で一気にパワーが出る、いわゆる「どっかんターボ」です。

現在は、ターボのサイズを小さくしてエンジン本体を効率化し、ターボへの依存度を下げることで、そうした欠陥も解消され、排気量を下げてもエンジンの実用性を保つダウンサイジングターボが使われるようになりました。

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