ターボとスーパーチャージャーの違いはわかりますか?

エンジン出力で過給するスーパーチャージャー

日産 HR12DDRエンジン

同じ過給機でも、ターボとスーパーチャージャーの違いは何かと言えば、その過給方式でしょう。

スーパーチャージャーは、エンジンの力で過給機(コンプレッサー)を作動させることが多く、一部電動で動かす「電気ターボ」と呼ばれる方式はあるものの、大抵はエンジンを使ってエンジンの出力を引き上げるという方式です。

そのため、高回転になるほど過給機の作動にエンジンパワーが奪われ、過給効率は悪くなると言われます。そのため、スーパーチャージャーは高回転型エンジンには不向きと言えます。

4サイクルエンジンに使われる時には、多くが高回転域でクラッチとバイパス配管を使ってスーパーチャージャーを切るようになっており、あくまでスーパーチャージャーの効率が良い低回転域で働くように設計されています。

かつてのトヨタ 4A-Gやスバルの軽自動車用エンジン、あるいは現在のミラーサイクルエンジンなど、低回転のトルクが細いエンジンにおいてそれを補う用途に使われていました。

しかし、その当時と違い、現在は低回転で作動しにくくトルクも小さいというターボエンジンの欠点が解消され、低回転のアシストにモーターが使われることも増えたこともあり、スーパーチャージャーが使われることが減っています。

そこにいたるまでの一時期には、低回転ではスーパーチャージャー、高回転ではそれを切ってターボに切り替えるツインチャージャーが使われていたこともありました。

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