なぜ、自動車のハンドルは丸いのか?

ついに丸形ハンドルの発明!

ベンツ パテント モトールヴァーゲン(1986)

円形ハンドルの原型は、1886年に誕生したダイムラー製の4輪車で見ることができます。

そして約10年後、現在と同様のハンドルが発明されます。従来からの舵を切る機能に加え、切り返して車体の姿勢を大きく変えたり、行きたい方向にハンドルを回すなど、より直観的なインターフェイスとなったのです。1900年頃に製造されたとされる幌付きの四輪自動車の写真には、はっきりと丸形のハンドルが写っています。

日本国内では、1907年に有栖川宮威仁親王殿下が特注で作らせた自動車に、丸形ハンドルが採用されています。日本ではオート三輪で一部、オートバイのようなハンドルを採用した自動車もありましたが、基本的には丸形ハンドルの車両が大勢を占めています。

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