トヨタ、共食い戦略か!? アクアとヴィッツ買うならどっち?

ヴィッツハイブリッドとアクアを比較すると…

車両価格は、ヴィッツ ハイブリッド(以下ヴィッツHV)が181万9,800円。アクアは、188万7,055円(アクアには後部パワーウィンドウすらなく、内装も簡素なLグレードで176万1,382円がありますが、装備を揃えるため省いています)と、数万円の差ですがヴィッツのほうが安価な設定です。

燃費は、ヴィッツHVが34.4km/L、アクアが37.0km/L。ここではハイブリッド専用車であるアクアのほうが良好な数字となっています。

もしも経済性だけを考えるのであれば、アクアのベーシックグレードであるLが良い?と思ってしまいますが、ヴィッツが圧倒的に勝っているものがあります。

それは、乗り心地の良さと後部座席の居住性です。アクアでは、しばしば後部座席の狭さ、ニースペースの不快感が指摘されていますが、もともとパッケージングの良さでは定評のあったヴィッツの後部座席は、アクアに比べるとかなり快適です。

ラゲッジルームのスペースや助手席周りの収納ポケットなど、収納実用性に関してもアクアよりかなり優れたものとなっています。

新ヴィッツ 2017年1月マイチェン

販売チャンネルは、ヴィッツがネッツ店専売という特徴があるのに対して、アクアはトヨタ販売店すべてが扱っています。そうなると、ヴィッツ店において、アクアとヴィッツHVで、顧客の共食いが起こりそうです。とはいえ、トヨタのやることなので、そこには入念なマーケティングと勝算があるのだと思います。

はたして、燃費が若干悪いながらも居住性に優れるというアドバンテージがあるヴィッツHVと、HV専用として設計されて優れた環境性能を誇るアクア。この2台の戦いは、とても興味深いことになりそうですね。

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