2代目と3代目では10mm以上サイズ縮小!? 新型ハリアーはより小さくなる運命か?

トヨタ ハリアー

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2017年中にマイナーチェンジが予定されているハリアー。ダウンサイジングターボ仕様の追加も噂されており、いったいどんなモデルになるのか。そんななか、気になるのがボディサイズです。
Chapter
ボディもダウンサイジング!?した現行(3代目)ハリアー
ビッグマイナーチェンジでボディサイズは変わるのか?
どんなデザインになるのか楽しみなハリアー

ボディもダウンサイジング!?した現行(3代目)ハリアー

メーカーの発売する車両は、フルモデルチェンジの度にボディサイズを拡大する傾向にあります。理由は、居住性の向上や運動性能のアップだったりするわけですが、SUVモデルに関しては、単なるボディサイズも重要なのかもしれません。

しかしハリアーは、初代から2代目にフルモデルチェンジをした際には、ひと回りボディが大きくなりましたが、現行の3代目では若干縮小されているのです。

【ハリアー ボディサイズ】
全長×全幅×全高 / ホイールベース
・2代目 …4,735mm×1,845mm×1,670〜1,680mm / 2,715mm
・3代目…4,720mm×1,835mm×1,690mm / 2,660mm
・参考 RAV4(北米仕様)…4,570mm×1,845mm×1,545~1,565mm / 2,660mm

これはフルモデルチェンジの際に、北米仕様のRAV4に採用されている新MCプラットフォームを導入したことに起因しているようです。

特にホイールベースの短縮は取り回しの向上に寄与していますので、大柄なボディのハリアーにとっては非常に有効な進化となっています。

また車体重量は、約40kgの軽量化に繋がっており、環境性能、運動性能といった面でプラスになっているのは言うまでもないでしょう。

ビッグマイナーチェンジでボディサイズは変わるのか?

今回のマイナーチェンジでは、エクステリアを中心にブラッシュアップされると言われているので、その関係で多少ボディサイズが変更となる可能性はあるでしょう。

参考として挙げた兄弟車である北米仕様のRAV4は、同じプラットフォームながら全高は約150mmほど低いボディとなり、日本の駐車場事情に合致する1,550mm以下となっています。マイナーチェンジに合わせて、サイズが変わる可能性は多分にあるのではないでしょうか。

とはいえユーザーにとって重要なのは、室内の居住性でしょう。2017年2月、スズキの新型ワゴンRがデビューしましたが、室内空間をさらに拡大する進化を遂げました。これは、ボディ製造技術と素材の進化、さらにアイデアによるところが大きいといえます。この傾向は今後のクルマ作りの大きなポイントになってくると言えそうですね。

【ハリアー 室内サイズ】
室内長×室内幅×室内高
・2代目ハリアー…1,990mm×1,500mm×1,210mm
・3代目ハリアー…1,965mm×1,480mm×1,220mm

ハリアーはプラットフォームの刷新により、若干現行モデルのほうがコンパクトな数値になってはいるものの、後席のひざ前空間の拡大を行い、さらにゆとりのある室内空間に進化。またショックアブソーバーの配置変更を行い、ラゲージスペースの拡充・収容能力の向上に繋げています。

今回のマイナーチェンジではプラットフォームの関係上、室内サイズはさほど変化はないと思われますが、さらなる工夫で室内の快適性が向上する可能性は大いにあると考えます。この点も続報に期待したいところです。

どんなデザインになるのか楽しみなハリアー

今回のビッグマイナーチェンジでエクステリアデザインは大きな変化がありそうですが、最近のトヨタが採用している「キーンルック」が奢られるでしょう。参考になりそうなのが、兄弟車のRAV4輸出仕様です。

2015年にマイナーチェンジしたRAV4は、ぱっと見、C-HRかと見紛うようなデザインであり、オーリスにも非常に近いものになっています。現在のトヨタのデザインマナーで考えるとハリアーもこれに近いフロントマスクになるのではないでしょうか。

人気車種だけに注目されるハリアーの刷新。大いに期待しましょう。
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