ターボ車の『プシュー音』…この正体を知ってますか?

ターボ車の『プシュー音』の正体とは…

スバル  インプレッサ STI 2001

環境性能に優れるダウンサイジングターボ仕様のクルマが街にあふれ、ターボ車=エコカーといったイメージが強まってきましたが、かつてのターボエンジンといえば、スポーツモデルの代名詞でした。

そんなターボ車をベースにした改造車は、外から聞いてもエンジンのメカニカルノイズとは明らかに違う、「プシュー」や「パシュー」といった音が出ていました。あれはなんだったのか、音の正体に触れてみましょう。

まず、ターボチャージャーには「ブローオフバルブ」という部品が装着されています。これはスロットルを閉じたときに、タービンとスロットルバルブの間に残った余剰圧力を解放することで、スロットルレスポンスの悪化を防ぐためのものです。

この圧縮空気をインテークパイプには戻さず外に放出させることで、いわゆる「プシュー」や「パシュー」といった音が発生するわけです。アフターマーケットパーツも多く用意されており、アクセルオフの際にブローオフバルブの大気解放音を楽しんでいる方も多かったですね。

しかしこれは、ブローオフバルブから圧縮空気と一緒に未燃焼ガスが放出されるため、違法改造となります。

そのため、メーカーから出荷された状態のターボエンジンは、この余剰圧力をインテークパイプに戻るように設計されており、ノーマルでは「プシュー」音がほぼしない造りとなっています。

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