"絶対的"オデッセイ。アブソルートはノーマルとなにが違う?

ホンダ オデッセイ アブソルート

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スポーティなミニバンとして人気の高いホンダ オデッセイ。エンジンはガソリンとハイブリッドをラインナップしており、そこからさらに細かくグレードが分けられています。一通りカタログを見て目に止まるのが"アブソルート"という文字。ノーマルのオデッセイとは何が違うのでしょうか?
Chapter
装備の違い
エンジンの違い
価格はアブソルートの方が上。しかし意外な落とし穴も

装備の違い

アブソルートはオデッセイの上級モデルで、クールな見た目と上質さが特徴。人気もアブソルートに集中しているようです。

装備においては、ヘッドライトがLEDになり、フロントグリルも開口部を大きく取るなど、スポーティなテイストが散りばめられています。また、ガソリン車のアブソルートのみパドルシフトを採用している点も、重要なチェックポイントです。

オデッセイのトランスミッションはCVT(無段変速)ですが、擬似的な7速とされており、パドルシフトで変速することができます。

ただスポーティな走りをするためではなく、上り坂で低速ギアにすることで力を発揮したり、下り坂ではエンジンブレーキを効かせることで、ブレーキの消耗を抑えたり、ベーパーロックやフェード現象を防ぐこともできます。意外にもパドルシフトはスポーツカーでなくともあると嬉しい装備なのです。

また、2列目がオットマン付きの座席になるプレミアムクレドールシート(7人乗りモデル)や、安全装備のホンダセンシング (ノーマルグレードではオプション)など、総合的な満足度も高くなっています。

エンジンの違い

オデッセイのガソリンモデルはすべて2.4Lのエンジンを搭載しています。一見すると、どのグレードを選んでも走りは同じと思えますが、実はグレード毎に細かくセッティングが変えてあるのです。

ノーマルのオデッセイ(”G"グレード)では、最高出力175ps、最大トルク22.9kgfmとなっているのに対して、アブソルートでは最高出力190ps、最大トルク24.2kgfmとなっています。(4WDモデルはまた異なるスペックです)

JC08モードで燃費は前者が13.8km/L、後者は14.0km/Lとほとんど変わらないどころか高出力エンジンのアブソルートの方がわずかながら燃費が向上しています。

パワーもあり低燃費なら、よりアブソルートの方が魅力的に映るのではないでしょうか?

価格はアブソルートの方が上。しかし意外な落とし穴も

ノーマルのオデッセイの新車価格は276~353万円。一方のアブソルートは298~362万円。価格が高いのでアブソルートの方が良いのは当たり前と言えば当たり前です。

そこまで上質さやパワーを求めないから、ノーマルグレードに好きなオプションを付けて購入したいという人もいるかと思います。しかしノーマルグレードの装備は意外なほど簡素であり、欲しいオプションを選んでいくと、結局アブソルートと価格が変わらないこともあったりします。

なので、アブソルートを候補に入れていない場合でも、どういった装備がついているかなど確認しておいて損はないでしょう。

こういったことはオデッセイだけではなく、他のクルマにも言えることなので、クルマの購入を検討されている方はよく吟味してみてくださいね。
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