安全面はピカイチ!新型メルセデスEクラスの最先端技術とは?

先行するメルセデス・ベンツと追うBMW、アウディ

メルセデス 新型Eクラス

2016年7月にモデルチェンジしたメルセデス・ベンツEクラスは、「レーダーセーフティパッケージ」で設定された数々の運転支援機能が話題になりました。

レベル1の自動運転はもちろん、車自体がドライバーの操作を支援するレベル2も部分的に実現しており、センサー類やAIの発達次第で運転支援分野における次のステップが近いことを予感させています。(レベルはSAEインターナショナルによる定義

まずはEクラスからの採用でしたが、そう遠くない将来、他のクラスにも搭載されていくことは十分予想できることです。

このメルセデス・ベンツの動きにライバルも黙っているわけもなく、BMWは2017年1月12日に新型5シリーズを発表し、同年2月に発売予定。新型Eクラスに近い装備を搭載してくるほか、特色ある装備を追加してくることになっています。

ついに登場!ビジネスアスリートたちへ送るニューBMW5シリーズ

また、アウディA6はモデルチェンジの時期がもう少し先になるため、この種の先進装備で比較してしまうと少々辛いところですが、2~3年後に期待でしょうか。

車間距離やレーンキープは当たり前、車線変更アシストが最先端

メルセデス 新型Eクラス

現在の「安全性の高い装備」として、レーダーやカメラなどのセンサー類をフル動員した前走車との車間距離をキープしたオートクルーズや、車線逸脱を防止するレーンキープ程度はもはや常識です。衝突被害軽減ブレーキに至っては、今や軽自動車にも搭載されているため、高級車ではそれ以上のアピールポイントが不可欠となります。

そしてメルセデス・ベンツが採用したのが「アクティブレーンチェンジアシスト」と「緊急回避補助システム」。

前者はウィンカーさえ上げれば、周囲を監視しているカメラで衝突しそうなカメラや障害物が無い限り、車線変更のためステアリング操作をアシストしてくれます。後者に至っては衝突の危険を感じれば回避操作をアシストするだけでなく、その緊急操作で車の挙動が乱れない安定化サポートまでしてくれるのです。

BMWも新型5シリーズで採用する「ドライビング・アシスト・プラス」で「準自動運転機能の実用化」という表現で同様のシステム搭載を示唆しています。しかし、車自身による車線変更操作や緊急回避までは組み込まれていないようです。

アウディで同種の運転支援システムは2016年にA4がレベル2自動運転相当のシステムを搭載し、2017年にはA8がレベル3相当のシステムを搭載する予定ですが、A6については少し遅れている印象ですね。

自動駐車機能は各社で特色が

各社、積極的に自動駐車技術をアピールしています。

メルセデス・ベンツは新型Eクラスで採用した「パーキング パイロット」は、約35km/h以下で走行している場合、最適な駐車スペースの検出・駐車を自動で行います。複数の駐車スペースを検出した場合は、スイッチ操作で選ぶことができます。 

駐車スペースの検出までしてくれた上に、縦列でも並列駐車でも対応しているので、スーパーの駐車場など、駐車できそうな場所を探してウロウロしている時には便利ですね。

一方で、BMWは新型7シリーズから採用した「リモート・コントロール・パーキング」を新型5シリーズでもオプション採用予定です。これは、駐車の際、車外からディスプレイ・キーによってクルマを前後進させることができるシステム。エンジンの停止・始動も可能です。しかし注意したいのが、前後にしか動けないため、中央正面に必ず車を停車させなければなりません。

狭い場所の駐車時に重宝しそうですね。

A6も車内でアクセルとブレーキのみを操作すれば、ステアリング操作を自動で行ってくれる「パークアシストパッケージ」はオプションで準備されています。

次ページEクラス、5シリーズ、A6…衝突安全性能には差があるか?

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事