米国10ベスト・エンジンに日本のエンジンが3台ランクイン!

日産 スカイライン

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10ベスト・エンジンはアメリカの自動車産業雑誌Ward’s Auto World magazineが1994年から初めた、その年の優れたエンジンを選出するものです。条件はアメリカで市販されている車かつ6万2,000ドル以下(750万円以下)の車で、高額なスポーツカーなどは除外されます。ちなみに去年はトヨタのプリウスやスバルのWRXが選出されました。今年はどのような車が選ばれたのか早速見ていきましょう。
Chapter
選出されたエンジンと車は?
マツダCX-9 直列4気筒2.5L直噴ガソリンターボエンジン
インフィニティQ50 3.0Lターボ
ホンダ アコードハイブリッド 2.0L

選出されたエンジンと車は?

"ボルボ V60ポールスター - 2.0Lターボ/スーパーチャージャーDOHC 4-CYL
 メルセデス・ベンツC300 - 2.0LターボDOHC 4-CYL
 マツダ CX-9 - 2.5LターボDOHC 4-CYL
 インフィニティ Q50 - 3.0LターボチャージャーDOHC V6
 ヒュンダイ エラントラ ECO - 1.4LターボDOHC 4-CYL
 ホンダ アコードハイブリッド - 2.0L DOHC 4-CYL。/デュアルモーターHEV
 フォード フォーカスRS - 2.3L Turobcharged DOHC 4-CYL
 クライスラー パシフィカハイブリッド - 3.6L DOHC V6 /デュアルモーターPHEV
 シボレー ボルト - 1.5L DOHC 4-CYL。/デュアルモーターEREV
 BMW M240i - 3.0LターボチャージャーDOHC I6"
2017年のトップ10ベストエンジン:WardsAutoより)

ヨーロッパの競合であるメルセデスベンツやボルボ、ヒュンダイも選出されています。
中でも注目なのは日本車が3台選ばれていることですね。次項でその3車種を詳しく見ていきましょう。

マツダCX-9 直列4気筒2.5L直噴ガソリンターボエンジン

日本では販売されていないので馴染みの薄い車ですが、CX-9はマツダが販売している大型のSUVです。全長は5,000mm、全幅は2,000mmというボディサイズの大きさが道路事情の異なる日本に導入されていない理由でしょう。

CX-9に搭載されるエンジンは直列4気筒2.5L直噴ガソリンターボエンジン。先代モデルは3.7LのV型6気筒エンジンからダウンサイジングを行い、環境にも配慮されたエンジンとなりました。最大出力227hp、最大トルク42.8kgmと1,960kgの重量を物ともしない動力性能を持っています。

日本では販売されていないとご紹介しましたが、実は日本への導入も濃厚となっています。マツダのミニバンMPVの後継車種と位置付けられており、早ければ2017年にも国内での販売が始まる見込みです。直接の後継モデルでないことは見れば分かりますが、SUVが流行となっている今の時代背景を考えれば、自然な流れとも言えます。

インフィニティQ50 3.0Lターボ

アメリカではインフィニティブランドで展開されているQ50ですが、日本ではスカイラインの名で販売されているモデルです。ハイブリッドモデルもありますが、今回選ばれたのは、3.0Lのターボエンジンを搭載するモデルです。

最高出力は300hp、最大トルクは40.8kgmにも及びます。まさにスポーツセダンの名に恥じない性能です。レッド・スポーツ400という上級グレードもあり、こちらは最高出力400hpと最大トルク48.4kgmを発生するモンスターマシンになっています。

ホンダ アコードハイブリッド 2.0L

アコードハイブリッドは2.0Lエンジン(北米仕様)と2つのモーターが組み合わされたモデルです。このハイブリッドシステムの面白いところは走行用のモーターと発電用のモーターとそれぞれ異なる役割を担っていることです。モーターを2つに分けることで、走行用のモーターに電力を供給したり、バッテリーの充電を行ったりと、より高効率な走行を行うことができます。従来のハイブリッドにはなかった全く新しいシステムが評価されたのではないでしょうか。

今回日本車が3台も選ばれたという事は素晴らしい快挙です。今後も日本の技術力を惜しみなく世界にアピールしていってほしいですね。

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