乗り換え率51%?!スバリストが急増中!新型インプレッサはなぜ人気なのか?

受注台数が目標の4.4倍

スバル インプレッサ

新型インプレッサは約5年振りのフルモデルチェンジで、これまで主にボルボが採用してきた歩行者エアバッグを国内メーカーで初搭載ということからかなり話題を集めていました。さらに、「スバル・グローバル・プラットフォーム」という次世代シャシーで剛性や、衝突安全性も向上。もちろんエンジン性能も向上した、1.6リッターと2.0リッターエンジンを搭載しています。これだけ基本性能を高めながら、車体価格は200万円を切る価格を実現しています。

2016年10月25日に満を持して登場した新型インプレッサは、国内受注台数が月の販目標の約4.4倍である11,050台に達したと発表しました。これは新型インプレッサの受注が始まった9月1日から11月14日までの集計で、月の販売目標台数は2,500台でした。他の自動車メーカーの車からスバルの車への乗り換えは、今まで2~3割程度でしたが、新型インプレッサは約5割と好調な出足となっています。

スバルの人気は走行性能にある?

スバル BRZ

実用性や快適性を重視するモデルが多い日本の自動車メーカーにおいて、スバルは他社とは違う方面から車本来の楽しみを提案してきました。

それはエンジンの開発からも分かるように、水平対向エンジンを搭載するメーカーは世界的に見てもスバルとポルシェの2社だけなのです。また、BRZやWRXなど、スポーツティさを打ち出したモデルの割合が多く、スバル車に惚れ込む「スバリスト」も一定数いるのです。

しかし、どうしてもモデルが限定的で、顧客層が限られる傾向があり、どうやって間口を広げていくかがスバルの販売戦略の課題でもありました。

質感の高さと安全性を低価格で実現

スバル インプレッサ

スバルの車はこれまで、内装の質感が他社に比べて見劣りが否めませんでした。その点では、スバルと同じく近年注目を集めているマツダが一歩リードしており、欧州車のような高級感のあるインテリアをうまく表現しています。

今回の新型インプレッサでは技術面だけでなく、そういった目に見える部分にも注力したとのこと。また、近年は「ぶつからない車」がキャッチコピーのアイサイトでも高い技術力が広く認知されるようになりました。

こういった質感や安全性を買い求めやすい価格で実現してきたことが要因と広報担当者は分析しています。確かに、スバルのフラッグシップモデルがこの価格帯で購入できるということはある種のバーゲンプライスとも言えます。

今後の販売はアメリカが鍵?

スバルにとってアメリカは日本以上に収益面で大きな存在です。日本では販売が好調な新型インプレッサも、アメリカでは現地生産しているにも関わらず、販売台数は伸び悩んでいます。

トヨタのプリウスも日本ではバカ売れ状態ですが、アメリカではいまいち販売台数が芳しくないとのこと。プリウスとインプレッサは全くアプローチの異なる車ですが、他国でも販売台数を確保することの難しさが垣間見えます。

トランプ政権が本格的に始動すれば、さらに風当たりが強まることも考えられます。日本で言うスバリストがアメリカでも広まれば、より多くの販売が見込めるかもしれません。
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