中古車の購入に必要な書類一覧。車庫証明の手続きは少し難しい?

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中古車の購入にあたって、必要な書類はなんでしょうか。特にすでに購入する中古車が決まっている場合、持参した書類に不備があってまた中古車販売店まで行かなければいけないという事態だけは避けたいもの。では、中古車購入のために、中古車販売店に持っていくべき書類とその手続きの仕方をご紹介していきます。
Chapter
実印・印鑑証明書は当然必要。
「登録の代行をお任せ」するには委任状が必要!
車庫証明の取得方法~登録車(普通車)の場合
車庫証明は不要な地域が!東京都内にもあり。
車検証を受け取ったら確認を!
用意すべき書類まとめ!
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実印・印鑑証明書は当然必要。

新車でも中古車でも車を購入し、登録(名義変更含む)をする場合に必ず必要なのが車の使用者、所有者となる人の印鑑証明です。(使用者と所有者が異なるなら2名分必要)

印鑑証明書を発行してもらうには、まず「実印」となる印鑑を登録しないといけません。ここで実印として登録するための印鑑はシャチハタなど朱肉を使わないタイプの以外なら手彫りの印鑑じゃなくてもOK。

申請者さえ良ければですが、100均の三文判でも登録できます。印鑑登録は市役所や区役所にてすぐに可能です。また、自治体によって異なりますが、印鑑証明書は1枚数百円の証紙を購入して発行してもらいます。


「登録の代行をお任せ」するには委任状が必要!

名義変更の際に必要な書類の一つに、委任状があります。

これは、「名義変更(もしくは、移転登録)」の手続きを「販売店にお任せします」という趣旨で販売店に提出する書類です。写真のような書類で通常は販売店が用意して渡してくれますが、失くしてしまった場合などはこちらからダウンロードできます。

こちらも記入した後、実印の押印が必要となります。


車庫証明の取得方法~登録車(普通車)の場合

車庫証明は正式名称を、自動車保管場所証明申請(軽の場合は自動車保管場所届出)及び保管場所標章交付申請といいます。

販売店でも取ってくれますが、費用が1〜2万円かかりますのでできれば自分で取得したいものです。まず用意するのは4枚つづりの書類です。

1.自動車保管場所証明申請書 1通

2.保管場所標章交付申請書 1通
警察署で交付しているものは2枚1組になっているので注意してください。

3.権原書面(以下のいずれか1通)
権原書面はご自身がどちらにあたるかで書類が変わってきます。

車庫が自己所有の場合:保管場所使用権原疎明書面(自認書)
車庫が他人所有の場合:保管場所使用承諾証明書(記載事項が充足されていれば契約書の写しでも可)

4.所在図及び配置図 1通
これらの書類は販売店でも受け取れますが、最寄りの警察署でも受け取れます。(用紙をもらうだけなら大体どこの警察署も夜中でも可能です。)
また、都道府県の警察署のホームページからダウンロードできる場合もあります。下の記入例の通りに申請書を書いていけば概ね大丈夫でしょう。所在図についてはグーグルマップのコピーなどでもOKです。

なお、軽自動車は車庫証明取得の手順が少し異なります。詳しくは最寄りの警察署でお尋ねになってください。


以上の書類の中で、知らない人が多いのが3番の「保管場所使用承諾証明書」に関してです。

月極駐車場など賃貸で駐車場を借りている場合、保管場所使用承諾証明書は不動産屋さんや、駐車場の所有者に5000〜1万円の指定された手数料を払って書いてもらうのが一般的でした。しかし、現在は賃貸契約書の写しでも可能になっています。これなら費用は無料ですね。

車庫証明は不要な地域が!東京都内にもあり。

車庫証明は普通車、軽自動車ともに不要な地域があります。なので、

・「普通車は全国どこでも車庫証明は必須」
・「軽自動車には車庫証明が不要」

上の2つの情報はよく勘違いされがちですが、誤った情報となります。普通車であっても、「村」やかつて「村」同士の合併などによって「町」になった地域(一部除く)はおおむね、車庫証明が不要です。

東京都にも適用除外地域があります。

・普通車
桧原村、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、青ヶ島村、小笠原村

・軽自動車
福生市、武蔵村山市、羽村市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、奥多摩町、大島町、八丈島町、桧原村、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、青ヶ島村、小笠原村


もちろん、上の村や市は一部なので、少しでも当てはまりそうと思った方は、車庫証明が不要な場所に該当するのか、と近くの警察署で聞いてみるのが確実ですね。

車検証を受け取ったら確認を!

販売店での名義変更の手続きが終わって、ナンバーや車検証も新しくなったら、必ずその場で受け取った車検証の住所や氏名などが間違っていないかを確認しましょう。そして車検証は必ず車の中で保管しておきましょう。

車庫証明はもちろん、名義変更の手続きも実は素人でも簡単にできるものです。販売店がOKならば、自分で名義変更を行うことも可能です。費用は1-2万円安くなるはずです。なお、未成年が所有者、使用者になる場合、親権者の印鑑証明書と子供の戸籍抄本、親の同意書が必要です。

用意すべき書類まとめ!

いかがだったでしょうか。

新しい中古車を購入するためには、実印・印鑑証明書、委任状、車庫証明が必要になってきます。

可能であれば、自分が欲しい中古車を探しつつ、これらの書類の準備も進められたらいいですね。

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