新型NSX!北米では2年待ちだが日本はどうなる?!

新型 NSX

2016年8月25日、新型NSXの申し込み開始

先行公開サイトに続き、8月25日にようやく新型NSXの購入申し込み受付が開始されました。

初代NSXの生産終了から11年、その間に開発された「幻の2代目」は2008年のリーマン・ショックで販売が実現せず、レーシングマシンHSV-010として限定されたデビュー。

不況が一段落した2010年にはHSV-010の後継となる2代目(実質的には3代目)が始まり、コンセプトモデル公開を経て、ようやく日本でも発売される事となったのです。

新型NSX自体は要約すれば「新開発V6ターボエンジンをミッドシップにマウントし、3つのモーターを使うSPORT HYBRID SH-AWDで新時代の走りを実現したハイブリッドスーパーカー」。

既にクルマそのものの情報は出尽くした感があり、「発売開始の時点で既に話題が無い、古いスーパーカー」とまで言われていますが、いずれ街で見かける事があればまた認識を新たにする事もあるでしょう。

大人気で生産追いつかず!

その新型NSXは、米国オハイオ州メアリズビルに建設された「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター」、日本式に呼べばホンダの職人工房で作っています。

その生産方法には手作業が多用され、溶接などロボット担当工程もあるとはいえ、普通の量産車よりかなり時間がかかるのです。ボルト1本締めるのも職人が手締めで、増し締めはワイヤレス通信機能付きデジタルトルクレンチで、厳密なトルク管理。

この手法はメルセデスAMGが「マイスター(職人)による手組みのエンジン」を作る時に用いられているものと似ており、品質管理は非常に厳重です。

北米では既に2年分のバックオーダーが溜まっていますが、増産はなかなか難しいでしょう。スケールは違いますが、日本でのS660と似たような状況になっています。

英国では2年前に予約打ち切り

新型NSXが大人気なのは米国だけではありません。2013年に早くも予約受付を開始していた英国では、100台以上のオーダーが入った2014年12月をもって予約受注を終了。

イギリスといえば日本と同じ右ハンドルですから、今後英国でさらにオーダーが入るようになると、日本への納期にも影響してくるでしょう。

日本では2,370万円、来年2月発売!

さて、米国と英国で既に大人気の新型NSX、日本で8月25日にスタートしたのはあくまで「購入申し込み受付」です。

2017年2月27日の発売を前に、生産計画を立てるためオーダーを集めようというわけですが、ここで申し込みが殺到するようだと、またかなり長い納期となりそうです。

価格が2,370万円と初代の初期価格から3倍近くとなっている事から、「もう手が届かない価格になってしまった。」という声もありますし、実際普通の人には全く縁の無いクルマでしょう。

そうなると中古車もそうそう出回りませんから、初代のようにいずれ安価に購入してサーキットで走らせる…という夢も難しそうです。実際レクサス LF-Aなども日本では目撃情報もほとんどありませんし、新型NSXもそういう遠いクルマになるのではないでしょうか。

既にスーパーGTにはNSX CONCEPT GTでGT500クラスに参戦していますが、カーボン製でSH-AWDをオミットしたNSX GT3も開発されており、いずれGT300クラスに登場するでしょう。

多くの人にとって、納期はどうあれ新型NSXサーキットの勇姿を見るのはサーキットだけになりそうです。

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