ホンダ S2000ではなく『ZSX』を発売!? ZSXとは?

ホンダがヨーロッパで「ZSX」を商標登録!

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2016年7月26日、ホンダがヨーロッパで「ZSX」の名称を商標登録していたことが報道されました。

実際のところ「ZSX」が何を意味する名称なのか、全くもって不明です。しかし後半のアルファベット2文字が同社の最高級スポーツカー「NSX」と共通であることから、かねてから噂になっているS2000後継車である「ベイビーNSX」のことではないか、と話題になっています。

日本でも8月25日から新型NSXの販売が始まることもあり、「ZSX」の名称は一層の想像を掻き立てています。

S2000後継車「ベイビーNSX」とは?

まずはホンダ S2000をおさらいしておきましょう。

S2000は1999年から2009年まで販売されていたホンダのオープンスポーツカーです。ホンダ創立50周年記念車であり、オープンエアクルージングとスポーツ性能を両立したリアルスポーツカーです。セールスポイントはホンダが29年振りに復活させたFR駆動であることと、カミソリのように鋭くシャープに噴け上がるVTECエンジンでした。

近年のホンダはスポーツカーを復活させるべく新型NSXを開発し、他にも複数の小型スポーツカーを開発しているとされています。そのうちの1台がS2000後継車なのです。

S2000後継車にも、実は2つの計画があるようです。1つは初代S2000の現代版。オープンFRスポーツカーに、欧州版シビック タイプRに搭載されるVTECターボのNA版を搭載するというもの。そしてもう1つがベイビーNSXです。

ベイビーNSXの計画は、NSX同様ミッドにエンジンを搭載するフルタイムAWD車です。エンジンは欧州版シビック タイプRに搭載されるVTECターボをベースに、モーターを備えたハイブリッドターボになる模様です。2,000cc直列4気筒DOHCターボだけで、最高出力は310PSにも達します。さらにモーターを備えることで低燃費を達成しながら、システム出力は400PS台となる模様です。

駆動方式は新型NSXに搭載されるSH-AWDを更に進化させた、インホイール式4WDが実験されています。後輪はエンジン+モーターで駆動し、前輪はモーターで駆動します。前左右輪それぞれにモーターを備えています。

このシステムの長所はドライブシャフトを必要としないため軽量化が可能であることと、左右輪のモーターを制御することで比較的低コストで不等配分式トルクスプリット方式を実現できることです。これだけのスペックならスポーツカーマニアや自動車好きでなくても、興味をそそられますね。

肝心の価格は700~800万円台となる模様です。新型NSXが2,000万円クラスとされ、手軽に購入できる金額ではなくなりました。現在のホンダのスポーツカーラインナップはS660、CR-Z、欧州版シビック タイプR、新型NSXです。タイプRと新型NSXの価格差が余りに大きいため、その穴を埋める価格が検討されています。

ちなみにこの「ベイビーNSX」はS2000の後継車と位置付けられるかは不明で、全くの新型車となる可能性も捨てきれません。

「ZSX」がベイビーNSXである可能性は?

何とも言えません。50対50といったところでしょう。

というのも、最高級スポーツカーが「N」SXでベイビーが「Z」SXでは、順序が逆ではないですか? 車名やグレード名に使用されるアルファベットは後半になればなるほど、より上位車であったり、より高性能モデルを意味するのが通例です。最高級がNでベイビーがZでは、最高級の立場がありません。意外とZSXはNSXのハイチューン版だったりするのかもしれません。

何はともあれ、2017年初頭にはZSXのプロトタイプの公開が予想されています。東京オートサロンでも展示があるかもしれません。その時に招待がおぼろげながら見えてくることでしょう。

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