500万円?1000万円?いったいいくらから高級車と呼べるのか?

いつかはクラウン

クラウンアスリート1

「いつかはクラウン」。これはトヨタの最高級セダンであるクラウンの1983年に登場した7代目で用いられた有名なキャッチフレーズです。

当時から高級車の代名詞的なクルマであり、サラリーマン社会では部長はクラウン、課長はマークII、ヒラ社員はそれ以下という、暗黙のルールのようなものまでありました。

この当時の新車価格は2リッターモデルで230~300万円程度。3リッタークラスでは400万円弱という価格で販売されていました。

給与水準と高級車の価格

クラウンマイチェン2

このクラウン発売時の1983年当時の厚生労働省の賃金構造基本統計調査によると、サラリーマンの平均年収は約338万円。そう考えると、年収の約0.6倍〜1.2倍程度が「高級車」として認識される一つの基準と捉えられそうですね。

では、現代の年収に当てはめてみるとどうでしょう。

2015年の平均年収は約440万円。この金額の0.6倍〜1.2倍の計算すると、264万円〜528万円となります。

264万円のクルマというのは、「高級車」というには少し違和感を感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、528万円となると「高級車」と思われる方も多いのではないでしょうか。

ちなみに最新のクラウンの価格は、ロイヤルで373~537万円。こうしてみると、年収よりもクルマの価格のほうが割合的には時代とともに高くなっているようですね。

現在のコンパクトカーの最高グレードの価格は?

次に少し視点を変えてみてみましょう。高級車ではなく、一般に多く売れているコンパクトカーの代表として、トヨタのアクアやプリウスの最高級グレードはいくらくらいなのでしょうか。

アクアの最上級グレードのG'sで、約243万円ほどになります。

プリウスの場合は、約320万円となり、オプション等を付けるともう少し高くなるかもしれませんが、この辺りまでは少なくとも「高級車」ではないと言えるラインかもしれませんね。

現在の高級車の価格は約350〜400万円以上

これらのことから考えると、今の日本では350万円〜400万円以上が「高級車」と呼んでいいボーダーラインではないかと思います。

ちなみにトヨタの高級ブランドであるレクサスの場合、最安車種はCTですが、CTは約366万円からとなっています。

このことを意識しての価格戦略かどうかは分かりませんが、ちょうどこのラインに位置していることは偶然ではないでしょう。

「高級車」というのは、その方の年収や乗ってきたクルマ遍歴、そして、そもそもそのクルマのイメージやブランドによっても捉え方が違うことは言うまでもありませんが、少なくともデータからだけ見ると、今の日本ではこのあたりが高級車とそうでないクルマの境目と捉えてよさそうですね。

これからクルマを買われる際に、参考にしてみてはいかがでしょうか。

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