2.0LガソリンエンジンモデルのCX-3は日本に導入されることはあるのか?

日本のCX-3はディーゼルエンジン専用車

マツダ CX-3

2015年に登場したマツダ CX-3は、現在のところマツダ独自のクリーンディーゼル、SKYACTIVE-Dシリーズの1.5リッターディーゼルエンジン専用車となっています。

これは基本的に現行DJ型デミオと同じエンジンで、CX-3はマツダが誇るCXシリーズのクロスオーバーSUV、そのボトムレンジを占める車種として重要なポジションを担っているのです。

CX-5がアクセラと同クラスSUVであるのと同様、CX-3もデミオと同クラスのコンパクトSUVであり、CXシリーズの最量販車種を狙うべきポジションです。

日本での販売は目標に対して少し低迷気味

マツダ CX-3

ただし、販売台数としては少し苦戦気味です。

上位車種のCX-5が2012年2月販売開始当初の月販目標1,000台に対して、新車効果が薄れてからもコンスタントに1,500~3,000台程度を販売していたので、CX-3はそれより安価という事で月販目標3,000台を設定しました。

しかし、2015年2月のデビュー以来4ヶ月ほどは目標を超えたもののその後は今ひとつ超えたり超えなかったりを繰り返し、不人気車というほどではないものの低迷中です。

その原因として、2015年9月に北米で起きたフォルクスワーゲンの排ガス検査不正事件が挙げられます。その翌月から3ヶ月ほどはCX-3もCX-5も販売台数が低迷しており、日本国内でディーゼルエンジン回避の動きが再燃していた影響をモロに受けました。

しかし、CX-5がその後盛り返したのに対してCX-3は盛り返し方も今ひとつで、本来はCX-5より安価な量販車種ですから、何らかのテコ入れが欲しいのも事実です。

日本ではディーゼル車の販売が多い中、ガソリンエンジンの意味は?

マツダ CX-3用SKYACTIVE-D

ただし、CX-3がディーゼル専用車でありながら、今ひとつとはいえ不人気とまで言えない程度の販売台数を稼いでいることは事実です。

さらにCX-5も販売台数のほとんどがディーゼルエンジン搭載車と言われていますから、CX-3の販売促進作としてガソリンエンジンを載せるのが適切か?と言われれば正直言って疑問です。

しかも2リッターガソリンエンジンと言えば、CX-5も搭載しています。広大な米国で長距離巡航のためにハイパワーな2リッターエンジンが求められるのはわかりますが、日本でSUVとはいえデミオクラスのクルマにそのエンジンを積むのは過剰ですし、CX-5ともかぶります。

過去の例で言えばマツダがあらゆるクルマに2.3リッター直噴ターボエンジンを搭載していた時、デミオだけはスポーツグレードのスポルトでも1.5リッターが上限でした。

闇雲に他のエンジンを積めば良いというものでは無いのです。

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