燃費・維持費…"経済性"で見るGT-R R34、35、36の進化!

スカイライン R34

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GT-Rと言えば、日産が世界に誇るスポーツカーとして有名ですよ。R34ではスカイラインの名を冠する最後のモデルとなり、R35以降は「GT-R」というスカイラインとは別ブランドの車となりました。現行型はR36となりますが、それぞれの違いや経済性はどのように進化したのでしょうか。

※2016年5月10日時点の情報のため、変動している可能性があります。
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今なお人気のある「R34」
デザインを一新した「R35」
新型R36を予想すると…
その他の維持費はどれくらい?

今なお人気のある「R34」

スカイラインGT-Rとしては4代目ですが、今もなお、根強い人気を誇っているモデルです。

新車価格が1,000万近くと高額なGT-Rですが、1999年に登場したR34なら、中古相場で安いモデルであれば約400万円から購入することができます。それでもまだまだ高価ではありますが、「1,000万が無理でも400万ならなんとか」という方は多いのではないでしょうか?

しかし、たとえ購入ができたとしてもその後の維持費が気になります。

ハイパワーな2.6Lツインターボエンジンを搭載しているためカタログ燃費は8.1km/Lとなっていますが、実燃費では5〜7km/Lがいいところではないでしょうか?ガソリンはもちろんハイオク指定です。

また、毎年かかる自動車税は51,000円ほどになるでしょう。

デザインを一新した「R35」

2007年に登場したR35が現行モデルとなります。先代のR34とはデザインが大きく異なることが分かります。

スポーツカーとしての性能はもちろんですが、後部座席の居住性やトランクスペースの確保など、日常的な使用にも対応できるように配慮されました。

新車価格はベーシックグレードで約950万円、中古相場は500万円前後~となっています。

排気量が3.8Lと大幅にアップしているので、自動車税は66,500円とやや高額になります。しかし、アップサイジングしたにも関わらずカタログ燃費は8.7km/Lと若干ですが向上しています。エンジンは相当なスペックアップがみられます。

新型R36を予想すると…

新型の情報がちらほら出ているGT-R R36ですが、販売は当面先となるようです。

現在わかっている情報では車体価格が1,000万円〜1,300万円、エンジンはハイブリッド化により燃費は16km/L前後になると言われています。

もしこれが実現すれば車体価格は別として、燃費は従来モデルの約2倍となります。GT-Rは燃費を気にするような車ではないかもしれませんが、スポーツカーとしては異例の高燃費をたたき出しています。

※画像はコンセプトモデル

その他の維持費はどれくらい?

スーパーカーをうたうGT-Rですが、維持費も気になるところ。

タイヤは20インチという大径のランフラットタイヤを装着しているため、価格は40万円ほどです。当初はあまり普及していなかったため、50万ほどしていたということですから、現在はかなり経済的な値段に落ち着いていると言えます。

オイル交換の金額は諸説ありますが、オイル自体の金額は5Lで約12,000円(工賃別途)。交換時期は一般走行で約15,000km、スポーツ走行の場合は5,000kmごとに必要になります。

ちなみに、R35を目安とすると自動車重量税16,400円、自賠責保険13,920円、自動車保険 50,000円(車両保険無•30歳12等級の平均値)、ガソリン代 260,000円(ハイオク130円•燃費5km/Lで算出)となっています。

任意保険は割かし現実的な値段と言えるでしょう。R36はハイブリッドになるという情報も出ているため、もしそうなれば自動車税はある程度の減税が見込めます。

しかし、年間維持費で見るとR34は約50〜75万円程度。R35の維持費は年間で約60〜100万円程となっています。R34は発売から15年以上経っているため、部品の劣化により部品代が高くつく可能性もあります。

R35は現行型なので部品の劣化よりも中古であっても車体購入費用が高くなりがちです。いずれにしても消耗品の価格自体も高価となるため、購入を検討されている場合は、この辺りも視野に入れて考えた方が良さそうです。

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