最高出力1500馬力級!?ブガッティ ヴェイロンの後継車”シロン”の正体とは

2016年ついにワールドプレミア!ブガッティ ヴェイロンの後継車「シロン」

2016年2月29日、ジュネーブ国際モーターショー開幕直前に、ついにブガッティ ヴェイロンの後継車「シロン」が発表されました。

2005年に登場して以来、世界最高速の市販車として君臨し続けてきたブガッティ・ヴェイロン。10年経った今、その後継車であるシロンはどのような変化を遂げるのか。多くのファンの中で話題を呼び、発表が待ち望まれていたようです。本記事ではブガッティ ヴェイロンの概要と歴史、シロンとの関係、ヴェイロン・シロンの販売までの敬意やシロン発売前のファンの予測などを紹介致します。

今話題のシロンがどのように誕生したのかは、これより下をぜひご覧ください。
※以下は2015/12/05の記事になります

ブガッティ ヴェイロン

ヴェイロン(Veyron 16.4)は、ブガッティ・オトモビルが2005年から製造しているスーパーカー。発売は2005年に行われ、同社のフラッグシップカーとなっています。

ヴェイロンの名は初代ブガッティのエンジニア兼レーシングドライバーであり、1939年のル・マン24時間レースをジャン=ピエール・ウィミーユ(Jean-Pierre Wimille)とともにブガッティ・タイプ57で制するなど活躍したピエール・ヴェイロン(Pierre Veyron)に由来します。

最もパワフルな『ヴェイロン16.4スーパースポーツ』では、8.0リットルW16気筒+4ターボが、最大出力1200ps、最大トルク153kgmを発生。2010年には、市販車のギネス世界最高速記録431.072km/hを打ち立てました。

ヴェイロン最後の1台は2015年2月に完売

ブガッティ・ヴェイロンは発表から10年間に450台限定として生産されてきました。その450台の最後の1台「グランスポーツ・ヴィテッセ・ラ・ フィナーレ」の販売は2015年3月に終了しています。

ヴェイロンは2011年9月までに300台のクーペの生産を完了。引き続き150台のオープントップ・モデルを追加生産しましたが、その最後の1台は中東の顧客に販売されたとのことです。この最後の1台は3月に開幕したジュネーブ・モーターショーで公開されています。

コンセプトカー シロンとヴェイロンとの関係

そして気になるのは、ヴェイロンのあとを継ぐ後継車「シロン」。シロンという車名は、ヴェイロンの始まりとなるコンセプトカーの名称「EB18/3シロン」に由来します。シロンはジョルジェット・ジウジアーロのイタルデザインが手掛けたモデルで1999年のフランクフルトショーにて発表されました。

ヴェイロン同様、1920-30年代に活躍したブガッティ社所属の最も成功したドライバーのひとり、ルイ・シロン(Louis Chiron)から名づけられています。

後継車シロンは、ヴェイロンを上回る超高性能

ヴェイロンからシロンへ。真新しいエクステリアデザインとインテリアを与えられたシロンですが、本質的にはヴェイロンの進化型モデルと言えるものです。進化のためにパーツの90%は新設計されています。

7速DCT、カーボンファイバーのボディ構造、独立懸架兼4WDシステムにクワッドターボW16エンジンなどもヴェイロンのものを大幅に進化させています。エンジンもヴェイロンを大きく上回るパワーを誇ります。8.0リットルW16気筒+4ターボを搭載。最大出力は1500psレベルに向上しています。0-100km/h加速はなんと2.3秒!世界トップレベルの加速性能を実現。この超高速に備えて、タイヤも新開発されました。

2016年3月に開催されるジュネーブモーターショー2016にて正式デビューすることも発表されていますが、その前に、つい最近シロンに多大な興味を持つ富裕層を招いて、詳細な発表がなされたようです。

大幅に価格アップ。それでも100名以上がすでに予約

シロンの価格はベースモデルが2.2ミリオンユーロ(約2億9000万円)程度と予想されています。この価格はヴェイロンに比べて£650,000(約8550万円)以上も高額な値段になっており、もはやスーパーカーを超えたハイパーモデルで、世界のトップモデルとなるラ・フェラーリやマクラーレンP1、ポルシェ918をも超える車になるのは当然といったところ。

そして、早々と今年5月にはヴェイロンのオーナーをはじめとする世界の富裕層はフランス東部モルスハイムにある、ブガッティ本社で開催されたブガッディ・シロンの内覧会に招待されました。ヴェイロンよりもかなり高額な値段に膨れ上がったシロンの価格にも動じることなく、すでに約100名以上がデポジット(予約金)を支払ったとのことです。

シロンの販売台数、スペック

ヴェイロンは10年間で450台の限定販売となりましたが、シロンは同様に500台程度の販売を見込んでいるようです。といっても世界の経済状態に左右されることになるでしょうから、現時点では正確な販売台数は決まっていません。

エンジン:Quad-turbo 8.0-litre W16
最高出力:1500ps(1480bhp)
最大トルク:1106lb ft(152.91kgm)
最高速度:288mph(463.49km/h)

シロンはまた環境性能にも配慮しており、気筒休止、電気作動式ターボ過給と直接噴射など、VWブランドの新技術ショーケースと言える概要で燃費は14mpg(6km/l)を達成しています。

今回は全世界500台限定のシロン。日本には一体何台のシロンが輸入されるのでしょう?

世界最速のクルマ、ブガッティ・ヴェイロンの生産終了は間近

市販されているクルマで世界最速のギネス記録に認定されているのは、こちらのブガッティ・ヴェイロン 16.4スーパースポーツです。その最高記録はなんと、431km/h。そんなブガッティ・ヴェイロンですが、2013年12月の時点で世界で累計400台が既に販売され、生産台数は残り50台を切っているとのこと。

お値段約2億円のクルマで、且つ購入には審査がありますが、世の中にはこんなクルマを買える人が意外といるようですね。

後継機の名前は「シロン」になる?

米国の自動車雑誌CAR & DRIVERによると、ヴェイロンの後継機は「シロン」という名前になる、とのこと。

このシロンという名前、1930年代、ブガッティがサーキットで全盛を誇っていた頃のエースドライバー、ルイ・シロン氏から来ているようです。今回はコンセプトカーではなく、販売用のブガッティカーとして、正式に「シロン」と命名されるのでは、と噂されています。

1920-30年代のブガッティの全盛期を支えたエースドライバー、ルイ・シロン

伝説のレースドライバー、ルイ・シロン氏は1899年モナコに産まれました。第一次世界大戦での兵役中、フランス陸軍元帥の運転手を務めたことから本格的に運転にのめり込むようになり、そののちサーキットに参画します。

最終的に彼はモナコ・フランスでグランプリ通算6勝を挙げ、数少ないモナコ出身のF1ドライバーとしても活躍したり、F1ドライバーとしては最高齢の58歳まで現役であり続けました。その栄光を称えられ、モンテカルロ市街地には彼の名前が付いた角があり、そこには彼の胸像が置かれています。

ルイ・シロン氏の功績を称えて

ブガッティの全盛期を大いに支えたルイ・シロン氏。今回ブガッティ・オトモビルは彼の功績を称えて、新たなブガッティに「シロン」と名付けるようです。

スペックについては2014年9月時点で情報は未公開ですが、関係筋によると既に実車テストを終えていて、2016年に一般公開、2017年に納車予定とのこと。

世界で最も高価で、最も早いスーパーカーの中のスーパーカー、ブガッティ。次なるブガッティは一体どんなモンスタースペックになるのか、今から楽しみですね。


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