ROMチューン、フルコン、サブコン…ECUを変更していくと何が変わるのか?

一番手軽なサブコンやリミッターカット

コンピューターチューニングで一番手軽なのが、本体には手をつけずに何らかの外部装置を取り付けるパターンです。

ECUを「騙して」スピードリミッターやレブリミッターを作動させなくするリミッターカットなどは基本中の基本で、わりと昔のエンジンをECUで制御し始めた頃からの定番でした。

ECUとエンジンの間に信号を割り込ませる「サブコン」が登場したのはもうちょっと後の話で、サブコン本体にあらかじめセッティングされたデータを、本体の操作で呼び出す事でエンジンセッティングを変える比較的単純なものから、パソコンを接続してサブコンにアクセスするものまでありました。

パソコンの画面でサブコンの操作を行うというのは結構面白いもので、画面上に表示されたエンジンデータのログを見ながら、キーボード操作ひとつで回転を上げたり下げたりできたのです。

電子制御スロットルでも無い限りスロットル操作はできませんでしたが、それで燃調を自分で行い、濃くしたり薄くしたり、車検の時は車検用データを呼び出して通したりと、昔はいろいろやりました。

リスクも難易度も高かったが、効果てきめんのECU書き換え

一方、純正ECUそのものにアクセスを試みる猛者も、ショップは元より個人でもいました。

リミッターカットやサブコンによるエンジン制御に対し、ECUが「あれ?何か指示と違う事をしている気がする」と気づくような制御が入るようになると、ECUそのもののプログラムを書き換えた方が良くなります。

一番手軽な社外ECU交換

スポーツECU(D-SPORT L880K コペン用)

細かいセッティングや面倒なハッキングを経ずに、サクっとECUを社外品に交換してしまうのもひとつの手段です。

ECUが変わったとしても他のコンピューターが気にしませんでしたし、社外ECU自体もそのメーカーで入念な開発が行われたものでしたから、想定されたチューニンングの範囲内であれば安心して使う事ができたのです。

ただ、最近ではECU自体が別人になると「あなた誰?何言ってるか意味不明なんだけど?」と、他のコンピューターからクレームがついたり、基本的には純正ECUを下敷きにして開発されているので、解析しきれていない部分から思わぬ動作をしたりと、開発は大変だと聞いています。

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