「VIPカー」に選ばれる車の共通点とは?
更新日:2020.01.06
※この記事には広告が含まれます
俗にいう「VIPカー」というジャンルについての定義は曖昧ではありますが、暴走族の車両改造スタイルとする見方が一般的です。そんな「VIPカー」に改造される車に共通点はあるのでしょうか?
「VIPカー」の共通点とは?
主にセダンの高級車に豪華な装飾を施した改造車を指す「VIPカー」。VIPカーに選ばれる共通点というのはあるのでしょうか?
基本的には、なるべく大きく、押し出しが強いデザインの4ドアセダンというのが共通点としてあるようです。価格的には中古車市場で買い求めやすい5~6年落ちが定番。
輸入車も10年落ち程度のメルセデスベンツなどは人気がありますが、あくまで改造のベース車両なので、国産車の方が扱いやすいようです。
最近は内装を豪華にする傾向が強く、より手を加えやすいミニバンもVIPカーとして注目(?)されています。 また、ベース車が大人しいほど、改造で劇的にイメージが変わるので、仲間受けは良いとのこと。 具体的な車種としては、「クラウンマジェスタ」や「シーマ」が人気です。
「レクサス」系は中古でもまだ値が張るためベース車両としては不向きであり、「クラウン」系もハイブリッドなどはまだあまりカスタムする人がいないのだそうで、ダウンサイジングが著しい現状はVIPカーマニアには逆風のようです。
基本的には、なるべく大きく、押し出しが強いデザインの4ドアセダンというのが共通点としてあるようです。価格的には中古車市場で買い求めやすい5~6年落ちが定番。
輸入車も10年落ち程度のメルセデスベンツなどは人気がありますが、あくまで改造のベース車両なので、国産車の方が扱いやすいようです。
最近は内装を豪華にする傾向が強く、より手を加えやすいミニバンもVIPカーとして注目(?)されています。 また、ベース車が大人しいほど、改造で劇的にイメージが変わるので、仲間受けは良いとのこと。 具体的な車種としては、「クラウンマジェスタ」や「シーマ」が人気です。
「レクサス」系は中古でもまだ値が張るためベース車両としては不向きであり、「クラウン」系もハイブリッドなどはまだあまりカスタムする人がいないのだそうで、ダウンサイジングが著しい現状はVIPカーマニアには逆風のようです。
「VIPカー」の起源
VIPカーが面白いのは、地域によってそのルーツが異なること。
関西圏では、警察の環状線ローリング族撲滅作戦により走れなくなった暴走族が、シビックなどのチューニングカーから高級車の中古車に乗り換え、走りより見た目の派手さを求めた改造を行いだしたのが始まりとされています。
一方、関東圏から東北にかけては、もともとハイソカーと呼ばれた4ドアハードトップ車を改造する傾向があり、その延長戦でさらに上級、大型化したという考え方があります。 総じて「ヤンキー」と呼ばれる若者のファッションスタイルを車に持ち込んだ結果と言えるでしょう。
関西圏では、警察の環状線ローリング族撲滅作戦により走れなくなった暴走族が、シビックなどのチューニングカーから高級車の中古車に乗り換え、走りより見た目の派手さを求めた改造を行いだしたのが始まりとされています。
一方、関東圏から東北にかけては、もともとハイソカーと呼ばれた4ドアハードトップ車を改造する傾向があり、その延長戦でさらに上級、大型化したという考え方があります。 総じて「ヤンキー」と呼ばれる若者のファッションスタイルを車に持ち込んだ結果と言えるでしょう。
VIPカーの特徴とは
VIPカーに改造される車は低年式で、安価に入手することができる高額車が使われるのが基本です。
外観においての特徴は、大径・大音量マフラーやミュージックホーンへの換装や、ローダウン、エアロパーツの取り付け、アルミホイールやフェンダーの大型化により、ホイールとボディーの段差をなくす改造がされるのが鉄板。またブラックやホワイトなど原色系の塗色も好まれ、紫やゴールドに塗り替えられることも。
内装は、応接間をモチーフにした大理石調や木目調の装飾が好まれ、日章旗や和風の装飾、原色や光り物などを用いた派手な装飾などが多く、クレーンゲームの景品やぬいぐるみを大量に並べることもあります。
プライバシーガラスのない時代には、カーテンを吊るしたり、濃いスモークフィルムの貼り付けや、ガラスに直接着色といったカスタムも一般的で、安全面と防犯の観点から規制の対象となりました。このあたりは「デコトラ」と共通する趣味趣向と思われます。
また、ナンバープレートに関しては字光式が主流で、折り曲げてナンバーを隠すのが一般的な走りや系とは異なり、目立つことを優先しています。 御用達の車種は「セルシオ」「シーマ」「レジェンド」といった国産高級車から、メルセデス・ベンツなどの輸入車が好まれました。
外観においての特徴は、大径・大音量マフラーやミュージックホーンへの換装や、ローダウン、エアロパーツの取り付け、アルミホイールやフェンダーの大型化により、ホイールとボディーの段差をなくす改造がされるのが鉄板。またブラックやホワイトなど原色系の塗色も好まれ、紫やゴールドに塗り替えられることも。
内装は、応接間をモチーフにした大理石調や木目調の装飾が好まれ、日章旗や和風の装飾、原色や光り物などを用いた派手な装飾などが多く、クレーンゲームの景品やぬいぐるみを大量に並べることもあります。
プライバシーガラスのない時代には、カーテンを吊るしたり、濃いスモークフィルムの貼り付けや、ガラスに直接着色といったカスタムも一般的で、安全面と防犯の観点から規制の対象となりました。このあたりは「デコトラ」と共通する趣味趣向と思われます。
また、ナンバープレートに関しては字光式が主流で、折り曲げてナンバーを隠すのが一般的な走りや系とは異なり、目立つことを優先しています。 御用達の車種は「セルシオ」「シーマ」「レジェンド」といった国産高級車から、メルセデス・ベンツなどの輸入車が好まれました。
VIPカーにも時代の変化が訪れる?
人気は現行トヨタ ヴェルファイア
最近では、比較的シンプルな改造や、控え目な塗色が好まれ、古い年式の車種に現行車種のライト類やグリルを移植したりする傾向があります。仕上がりの良さや改造の技術の向上により、改造車の見栄えが良くなっており、ホイールなどのパーツ類も有名メーカーのものが主流のようです。
内装は液晶モニターを所狭しと並べたり、大音量のオーディオ・ウーファー、発光ダイオードのネオン管やシャンデリアを装備するなど、ハイテク機器に依存する傾向が多く、よりリビング感演出しやすいミニバンタイプが主流になりつつあります。 ナンバーが選択できるようになってからは、ぞろ目や一桁台がもてはやされていて、御用達の車種は「レクサス」や「クラウン・マジェスタ」の型落ちから、「ヴェルファイア」や「エルグランド」などのLLクラスのミニバンが多く、最新型も多く見られるのが最近の特徴です。
近年は大きく傾向が変わってきた「VIPカー」。俗に言う「ヤンキー」ではない若者も、ファッションとして取り入れているケースも見られるようです。
内装は液晶モニターを所狭しと並べたり、大音量のオーディオ・ウーファー、発光ダイオードのネオン管やシャンデリアを装備するなど、ハイテク機器に依存する傾向が多く、よりリビング感演出しやすいミニバンタイプが主流になりつつあります。 ナンバーが選択できるようになってからは、ぞろ目や一桁台がもてはやされていて、御用達の車種は「レクサス」や「クラウン・マジェスタ」の型落ちから、「ヴェルファイア」や「エルグランド」などのLLクラスのミニバンが多く、最新型も多く見られるのが最近の特徴です。
近年は大きく傾向が変わってきた「VIPカー」。俗に言う「ヤンキー」ではない若者も、ファッションとして取り入れているケースも見られるようです。