AT車の「クリープ現象」はなぜ起きるのか?そのメリット・デメリット

クリープ現象とは?

クリープ現象とは、AT車のエンジンがアイドリングの状態で車両が動くことで、英語では「creep」や「creeping」、日本語では別名「摺り足現象」と呼ばれる事もあります。

クリープ現象の作動条件としては、AT車のシフトレバーが”P”若しくは”N”レンジ以外の場所に入っていれば起こります。そのため、不注意からシフトの”P”レンジや”N”レンジ以外に入れっぱなしで駐車してしまい、車が勝手に動き出して前車に追突する等の事故も報告されているため、注意が必要です。

クリープ現象はどんな車種で起こる?

AT車で起こる現象で、車の構造上MT車では起こりません。クリープ現象は、特にクラッチ機構に”トルクコンバーター”を採用したセミAT車やAT車で多く発生します。

一方で、近年欧州車などで積極的に採用されているVW社のDSGを始めとする”セミAT"と呼ばれるMT車のクラッチ機構を使った車両もあります。DSGのようなセミATと言われる通常のクラッチを使用した車も電子制御によって”半クラ”を意図的に作り出してクリープ現象を作っているので、トルクコンバーター車じゃないからと言ってクリープ現象が起こらないわけではありません。

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