バッテリー上がりに前兆はある!?バッテリー上がりの原因とは?

バッテリー

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自動車になくてはならない部品の一つで、かつトラブルにもなりやすいのバッテリー。ガソリンのように定期的に補充したり、交換頻度が高いものでもありません。

しかし、一度トラブルが起きると案外面倒。バッテリー上がりの前兆と対処法を見ていきましょう。
Chapter
まずはバッテリー上がりの原因
バッテリー上がりの原因となる「ミス」
バッテリーが上がる前に起きること
バッテリーが上がったときの対処

まずはバッテリー上がりの原因

バッテリーが上がる原因はいくつかありますが、大きく分けると「寿命」によるものと「ミス」によるものがあります。

バッテリーの寿命の幅は、広く2年~5年と言われています。走行距離にもよりますが、こまめに取り換えるのであれば、車検ごとの交換というサイクルです。しかし、この寿命を短くしてしまう使い方があります。

まずは、短距離走行。日本では、ちょっと買い物や駅まで…など非常に短距離での走行が多いことはご存知の通り。このような短距離走行の繰り返しは、エンジンの始動回数を増やすだけでなく、オルタネーターからの発電・充電まで行きつかないケースがあり、バッテリーの寿命を短くします。

また、夜間走行が多い場合も同様。夜間走行はヘッドライトなどを使うため、どうしてもバッテリーへの負担が大きくなります。

他にもシガーライターからいろいろな電源を取っていたり、後付けの電装品が増えている場合、寿命を短くしていきます。

ちょこちょこ乗りもよくありませんが、長期間の放置も良いとは言えません。毎日通勤で30分以上乗るのであれば、負担は少ないですが、2週間に一度、近所への買い物で使うような場合は非常に負担が大きいと言えます。

バッテリー上がりの原因となる「ミス」

バッテリー上がりの原因となるミスで一番多いのは、ヘッドライトが点灯したままでの駐車。

特に、古い車に多く、非常にバッテリーを消耗します。最近の車は、イグニッションをオフにして、ドアを開くとライトが消えるように設定されているため、心配はありませんが、車種により動作条件が異なるので注意しましょう。

また、ルームランプ程度の電球でも、1週間もつけっぱなしにすればバッテリーは上がります。他にもエアコンは付いているけどエンジンは停止しているというケースも。これは、バッテリーの電力をひたすら消耗していますので、すぐにバッテリー上がりを起こす可能性もあります。

後付けの電装品や後付けHIDによるトラブルにも注意が必要です。後付け電装品の場合、エンジンを止めても電力だけは消耗しているような配線だと、バッテリーからは電力だけ失われていきます。後付けHIDでは、バッテリーから直接リレーを噛ませることもありますが、これは非常に電力を消耗し、バッテリーの寿命も短くする原因となります。

バッテリーが上がる前に起きること

一番多いのが、ヘッドライトの明るさが落ちること。ただし、HIDやLEDでは事情が異なります。昔ながらのハロゲンランプでは、電圧が下がればその分ライトは暗くなるため、バッテリー消耗の前兆を感じ取ることができます。

また、ウインカーやパワーウインドゥの動作が少しもたつく、エンジンの始動に時間がかかる、というのも予兆と言えます。電圧計が付いている車もありますが、電圧計は、常にチェックが必要。電圧は、おおよそ12.5V程度で推移するので、これが大きく落ちてきたら異常と考えましょう。

バッテリーが上がったときの対処

一番簡単なのは、新品のバッテリーに交換すること。バッテリー交換は手順さえわかればDIYでも十分に可能です。

出先であれば、他の車に救援をしてもらってブースターケーブルでつなぐ必要があります。エンジン始動時に非常に電力を消費するので、他車からブースターケーブルで繋いでもらえば、エンジンを始動し、とりあえず自宅や整備工場までは走れる可能性があります。

ただし、一度止めてしまうと再度始動できないケースもありますので注意しましょう。
過去に一度、バッテリーの製品不良により購入直後にバッテリーが上がってしまった。というケースがありました。後でディーラーの方に聞いたら稀にあるケースなんだそうです。交換直後で上がってしまっては、びっくりしてしまいますね。
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