車のアクセルを踏み込んでも加速しない…その原因とは?

パイピングの抜けや吸気漏れ

intercooler

アクセルを踏んでも加速しない、というよりは何となくパワーがない、というケースが多いのですが、吸気周りのパイピングの抜けは大きなトラブルの要因の1つです。ターボ車であればインタークーラーのパイピングや、石などが接触してインタークーラーに穴が開いている場合も同様です。このような場合、吸気が途中で漏れていきますので、想定通りに吸気できず、加速が鈍ったりします。

また、エアフローセンサーよりもエンジン側で漏れが発生すると、供給している燃料と空気の比率が合わず、濃すぎるガソリンによってエンストになることも。

エアクリーナー交換などを行ったときには、きちんと漏れがないかなどの確認を行いましょう。インタークーラーなどのトラブルの場合は、整備工場に点検をお願いするほうが良いでしょう。

ECU又はセンサーの不良

ECU

ECUが突然不良を起こす。と言うのは考えにくいことでもありますが、電気的な部品ですので何らかの理由で過電流が発生したり、センサーの故障などにより思いがけない値がECUに返されると、それをエラーと判断して燃料供給を止めてしまったり、或いはセンサー故障により返された数値に対して、正確に燃料の量などを調整すると、走行できないほどの濃さや薄さだったりする事があります。

このケースでは、同じくエンジンの回転数が上がらず前に進まない。だけでなく、エンジンストールの原因にもなりえます。ECUのトラブルは、最近の車に関しては診断ポートが必ずありますので、整備工場で見てもら方が良いでしょう。そこから、ECU自体に不良があるのか、またはセンサーの不良なのかがわかれば、整備工場で修理が可能です。

自動ブレーキシステムの不良

EYE SIGHT

自動ブレーキシステムは、障害物を見落としてしまったり、ブレーキが遅れたりしたときに衝突を軽減するために非常に役立つ装備です。自動ブレーキの方式はメーカーにより様々ですが、おおよそレーダーやカメラなどにより進行方向の状況を監視している物がほとんどです。

この装備に不具合があると、何もないのに危険と判断して進まない。と言うケースもあるようです。センサーに汚れが付着して至り、カメラの前を遮るようなものが有ったり、或いはプログラム自体の異常であったりと、理由は様々のようです。

自動ブレーキのトラブルが疑われる場合は、一度自動ブレーキをオフにしてみると判ります。オフにして走行できれば、ほぼこれが原因。センサーに大きな汚れや濡れた枯れ葉などが付かないようにするのは大前提ですが、それでも治らない場合は、ディーラー灯でソフトウェアのアップデートなどを行っている場合がある様ですので、対応してもらうのもよいでしょう。

その他の不具合

spark_plug

その他にもありうる不具合をいくつか記載してみましょう。

・点火不良
点火不良の原因は、プラグの経年劣化やカーボンが溜まることによるスパークの減少がありえます。アイドリングを行う程度には点火できるものの、吸気量と燃料が増えると点火できなくなると、走り出すことができなくなることも。

また、一部のスパークプラグに異常があるケースだと、例えば1気筒少ない状態で走ってしまうこともあります。この場合、走ることはできますが、1気筒点火されていませんので、加速が悪くなったり、エンジンの振動が大きくなるなどの異常が出ます。

・燃料詰まりや燃料漏れ
日本で売られているガソリンであれば、不純物はほぼ無いので燃料パイプが詰まるということは考えにくいですが、何らかの原因で微細なゴミが入り込み、詰まることはあるかもしれません。当然、燃料が供給されていませんので、加速できない、という状況になります。

完全に詰まってしまえば、エンジン自体始動できませんが、わずかに燃料が流れていると、燃料の噴射自体はできるため、始動は出来るけど加速しない状況を引き起こしたりします。インジェクターの目詰まりも同様と言えます。


アクセルを踏んでも車が加速しない理由は様々。自分で原因を探したくなるところですが、何が理由か判明しないケースもありますので、安全な場所に停車の上で、プロの対応を待つのが良いですね。

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事