ボンゴの中古車価格|マツダはボンゴバン・ボンゴトラックを改良!

マツダ ボンゴとは

無題

初代マツダ ボンゴは1966年、水冷4気筒800ccのガソリンエンジンをリアに搭載する超低床式多用途車として発売されました。トラック、バン、コーチなど複数のタイプがラインナップされました。初代ボンゴの最大の特徴は"超低床"。

床面地上高はトラックで460mm、450mmと当時はもちろん、現代の商用ワンボックスよりも150〜200mm低い数値でした。この傾向は長い間続いており、乗降がしやすく荷物の積み下ろしも負担が少なくなり、さらに重心が低くなって操縦安定性が増すというメリットによって、ボンゴは軽量クラスのキャブオーバー型バンとして人気を博しました。

また、商用車以外のユニークなモデルとしては1995年に発売された「ボンゴフレンディAFT」があります。オートフリートップ(ATF)と呼ばれる機構を持ったモデルで、使用時は屋根が持ち上がってテントが出現、大人2名(実際には大人1名+子ども1名)が体を伸ばして寝ることが可能でした。

ボンゴバン、ボンゴトラックのそれぞれの特徴

マツダ・ボンゴバン(マイナーチェンジ後)
無題

マツダのボンゴバン、そしてボンゴトラックがそれぞれ一部改良となります。発売日は2月12日から。改良点として、まずは4輪ABSを全車に標準装備させました。更には燃費性能を高めた事により、全車で平成27年度の燃費基準を達成。平成17年配収tガス基準75%低減レベルもクリアし、エコカー減税の対象車となりました。

バン、トラックという特性上、最大積載量も気になる所ですが、こちらも増加。前モデルでは750kgから1,000kgでしたが、2名乗車時で1000kgから1150kg、5名乗車時では750kgから900kgと増やす事に成功。内外装も変更し、質感を向上させました。

そして電波式のキーレスエントリーシステムを全車に標準装備。ボンゴトラックが175万3920円から220万6440円、ボンゴバンが188万1360円から239万9760円の価格帯となっています。

マツダのミニバンとボンゴバンの関連性

マツダ プレマシー

近年のマツダと言えば何と言っても"SKYACTIV"です。マツダはこの技術を元に躍進を遂げたと言っても過言ではありません。

しかし、今回改良が加えられたボンゴトラック・ボンゴバンには、SKYACTIV技術は搭載されていません。アナウンスされていない以上、搭載はされていないのでしょう。商用ベースになる車両なだけに、SKYACTIV技術が搭載されていないのか。はたまた、そもそもマツダにとって「ミニバン」というジャンルそのものが成長戦略の対象外となっているのか。

ミニバンは近年ではワンボックスタイプが主流となっていますが、MPV、プレマシー、ビアンテ、これらはもはや「風前の灯火」となっています。

マツダのミニバンに関する噂

マツダ・ビアンテ(マイナーチェンジ後)

マツダのミニバンに関する噂を集めてみると、

・MPVは北米向けであるCX-9と統合される。
・2016年3月にプレマシーのフルモデルチェンジがある

といったものがあります。

もちろんこれらは噂です。

マツダから正式にアナウンスされた訳ではありません。ちなみに、それぞれ最後に動きがあった時期を見てみると、MPVは2014年の8月に仕様変更が行われましたが、2016年の1月に公式WEB上にて販売店在庫のみの販売との旨が記載されました。プレマシーに関しては、2013年の1月にマイナーチェンジ。ビアンテに関しては2013年の5月にマイナーチェンジ。

見事なまでに動きが見えません。その状況でのボンゴバンの一部改良。これが何を意味しているのでしょうか。

マツダの姿勢

スカイアクティブを搭載したマツダ・プレマシー

自動車産業とて採算を考慮しなければならないのですから、「面白い車」ではなく、「売れる車」を作らなければなりません。その答えが、現在主流とも言える低燃費のハイブリッドカー、コンパクトカー、ハイト系と呼ばれる、タントやN BOXなどの軽自動車。そしてワンボックスタイプのミニバン。

一方近年のマツダは「面白い車」がヒットしています。先の条件でいえば、当てはまっているのはかろうじてコンパクトカーのデミオでしょうか。現在のマツダの「主力」とも言えるアテンザ、アクセラ、CX-3、CX-5、ロードスター…。どれも時代のニーズとは微妙に異なりますが、それでも好調を記録しています。

この事実を考えると、ミニバン以外の路線、特に大型車はSUVに絞ると考えてもおかしくはないでしょう。世界的に見ればSUVの方が主流です。CX-3、CX-5共に海外での評価も高く、CX-9の注目度も高いのです。ましてやマツダはトヨタのようにタフな経営体力があるとは言い難いです。それらを考えると、ミニバンにあまり力を入れないと捉えても不思議ではありません。

マツダも決めかねているのかもしれません

一方で、国内市場を見ればやはりミニバンは持っておいた方が良いラインナップです。いくら自動車産業全体が、海外輸出基調になりつつあるとはいえ、国内を捨てる訳にはいきません。

これらの事実を並べていくと、マツダとしてもまだまだミニバン戦略に関しての明確な答えが出ていないのかもしれません。

今回のボンゴバン、ボンゴトラックの一部改良は、「このままフェードアウト」とも言えますし「ここから力を入れるためのステップ」にも捉えられます。SKYACTIVという、いわば「独自路線」で活路を切り開いてきたマツダです。

ミニバン戦略に関しても他に追随するのではなく、あっと驚くような「何か」を用意しているかもしれませんね。

ボンゴの中古価格

無題

ボンゴは商用車ということもあり、乗用車とは異なり1世代のモデルチェンジがかなり長くなっています。

したがって、発売されてから50年間でフルモデルチェンジはわずか3回。現行モデルは1999年発売の4代目となります。こちらは2016年2月にマイナーチェンジを受け、エンジンの改良によって燃費性能を向上したほか、AT車は5速に多段化し、静粛性の向上や登坂・追い抜き加速性能を向上させています。

ロングセラーのボンゴですが、中古価格はいかがなものでしょうか。ボンゴは新車価格自体が同クラスのライバル車に比べると比較的安価ということもあり、中古価格もかなりこなれています。ワゴンモデルも含めて「ボンゴ」の名前がつく車すべてを対象にカーセンサーで検索しますと、395台がヒット。このうち、主体となるボンゴバン、ボンゴトラックについて調べてみました。

ボンゴトラック
在庫数は120台程度。平均本体価格は119.9万円、平均走行距離は 60817.7Km、平均年式は2006年式となっています。

ボンゴバン
在庫数は190台程度。平均本体価格は68.5万円、平均走行距離は85300.5Km、平均年式は2007年式となっています。


ワゴンモデルになりますが一般ユーザーに最も近い「ボンゴフレンディ」の中古相場はどうでしょうか。

同じくカーセンサーで検索すると37台がヒットしました。うち17台がオートフリートップです。価格帯はフレンディが8万円~69.9万円(車両本体価格)、フレンディAFTが29万円~145万円と、AFTの価格は通常のボンゴフレンディの約2倍となっています。車中泊ブームもあって、販売終了から10年以上(AFTは2005年に販売終了)を経た現在もAFTは人気が高いようですね。

ボンゴの口コミについて

エクステリア

※ボンゴ商用車(バン・トラック)の口コミはなかったので、ボンゴフレンディの口コミを掲載しています。

無骨なところがいい、といった声もあります。みてわかる通り、シンプルなデザインになっているため、こだわりがない方にはいいかもしれません。

インテリア

無題

・実用的で使いやすい
・シートは硬めで疲れない
・オートフリートップは最高!

といった高評価の声が上がっています。しかし、

・あっさりしてそっけない。
・エンジンが座席の下にあるせいか、シートが座りにくい。

といった声もあります。自分はどちらの感覚の方が近しいかを中古車を購入する時は確かめてみてください。

走行性能

・V6DOHCの2500㏄ アイドリングも安定していて、案外静かという声が上がっています。
・V6,2.5Lは余裕の走り
・加速は当時のミニバンでは一番いい

・経年劣化?足回りがへたっているのか横揺れが怖いです。
・高速道路では風にあおられて怖い。

といったような意見もあります。

乗り心地

横揺れ以外の不満はない、また、しっかりした硬めの乗り心地がいいという声がほとんどでした。

燃費

実測燃費は市街地で5キロ程度だそうです。しかし、古い車種ということを考えると仕方ないのかもしれません。

総評

まとめると、5ナンバーサイズで荷室が広い。オートフリートップは何にもかえられない素晴らしい機能

といったような感じになるでしょうか。

エンジンを床下に置くキャブオーバー型車として一世を風靡し、ワンボックスカーの代名詞ともなったボンゴ。

マツダは開発をストップすることを決めているので、現在のボンゴで自社開発最後のモデルとなります。

この記事をシェアする

最新記事