5シリーズのライバルは?メルセデスベンツEクラス、アウディA6、レクサスGSと比較!

BMW 5シリーズ

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BMWのミドルレンジを担う5シリーズ。6代目となる現行はセダンとワゴンのみならず、GTと呼ばれる5ドアハッチバックモデルも設定。その上、BMWご自慢のクリーンディーゼルエンジンを搭載したモデルを設定するなど、商品力が大いに高まっています。

それもそのはず、このクラスの“ライバル車”の性能はハイレベルであり、それらに対抗するためには、それ相応の「実力」を備えなくてはいけません。今回は現行の5シリーズとメルセデスベンツEクラス、アウディA6、レクサスGSと比較して参ります。
Chapter
ディーゼルモデルの5シリーズとEクラス
それぞれのボディタイプ
各社のリセール

ディーゼルモデルの5シリーズとEクラス

エンジン性能の高さはどのモデルも相当なものです。しかし、BMWとメルセデスベンツにはここ日本でもディーゼルモデルが設定されています。

昨今、ガソリン代が安価になっているとはいえ、やはりガソリンと軽油には大きな価格差があるのは事実であり、そしてまた旧来のディーゼルとは異なる新世代のクリーンディーゼルはパワーやトルク、振動や騒音もほぼ日常利用ではガソリンエンジンと遜色ないレベルまで抑えられていることもあり、ディーゼル人気が高まっています。




それに伴い、BMW5シリーズとメルセデスベンツEクラスのディーゼル仕様も大いに人気を集めています。逆にアウディA6の日本仕様にはディーゼルが設定されていません。本来であれば近々導入されるかもしれませんでしたが、VWグループの排ガス規制すり抜け問題の影響から暗礁に乗り上げてしまいました。
レクサスGSについては未だ設定される気配はありません。その代わり、トヨタお得意のエンジン+電気モーターを動力としたハイブリッドモデルが設定されています。日本で乗るにはディーゼルよりハイブリッドモデルの方が理に適っている場面が多いのも事実です。

なお、BMW5シリーズにもハイブリッド仕様が設定されていることはあまり知られていません。日本のハイブリッドカーに乗り慣れている人からすると洗練度がイマヒトツであるのと、高価格であることがネックなようです。

それぞれのボディタイプ

BMW5シリーズとしてはセダン、ワゴン、そしてGTと呼ばれる5ドアハッチバックタイプが設定されています。このハッチバックはユーテリティに優れている反面、日本人好みとはかけ離れたデザインであるため日本での普及率はイマイチです。

それに対し、メルセデスベンツEクラスはセダン、ワゴンの他にクーペとカブリオレを設定。従来のCLKがCクラスベースであったのに対し、こちらはEクラスベースとなっており基本性能が大いに高まっています。アウディA6はセダンとワゴンのみの設定、レクサスGSはセダンのみの設定とボディタイプの充実度ではメルセデスベンツEクラスが一歩上手です。

各社のリセール

BMWとメルセデスベンツ、双方ともに互角であり、中古車市場では同等の扱いを受けていることからも双方のブランド力の差はあまりないことがうかがえます。それに対し、アウディおよびレクサスはミドルクラスでの販売が弱いことから、中古車市場でのリセールは先の両ブランドと比べると低くなります。下取りを考えるのであればBMWはお勧めです。
単純にこの4車を比較するのは難しいですが、例えば5ドアハッチバック車が欲ししいということであればBMWとなりますし、ディーゼルエンジンが欲しいとなればBMWとメルセデスベンツで悩むこととなるでしょう。逆にハイブリッド車となると、価格差が大きいためBMWとレクサスで悩むことはないかもしれません。要はライフスタイルにあわせて選べば良いでしょう。
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