「ホットイナズマ」には効果があるのか?その仕組みとは?

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チューニングには効果があるものから、効果があるのかよくわからないものまで様々まあります。今回はホットイナズマの効果をアーシングも含めてご案内いたします。
Chapter
ホットイナズマが効果を発揮する原理
効果はそれほどでもない?
アーシングも効果がない?
これらはそれほどコストのかかる部品ではない

ホットイナズマが効果を発揮する原理

ホットイナズマはコンデンサに電気を蓄電することによって、電装部品へ安定した電力供給する事が目的です。バッテリはー、車の中で電力を蓄積、放電する装置ですが、鉛のバッテリーであるため、即時必要な電力を出力できない場合があります。

その際に、ホットイナズマがあれば、ホットイナズマ側から出力するため、突出した電力が必要な際に安定供給できる、というのがホットイナズマの仕組みです。度重なるスロットルのオン、オフなどを初め、瞬間的に電力を必要とするシーンは多々あります。そのような時に、ホットイナズマがあれば安定した電力供給が行われ、レスポンスよく走ることが可能になります。

効果はそれほどでもない?

さて、ロジックはわかったのですが、走行中はオルタネーターで発電をしています。また、オルタネーターはそれなりの発電量を確保しています。よって、ホットイナズマの効果がどれほどあるのか…ということについては疑問を投げかける人がいるのも事実。

コンデンサが間に入るという事で、オーディオの音質改善やヘッドライトの明るさの向上などについて、目に見える効果が見える場合もあるようです。しかし、これも数十年経過したモデルである場合、全体的に通電経路などが劣化していたり、錆びている可能性があるため、これらに対して効果を発揮している、とも言えます。

そのため、端子周りの錆びを除去する等、基本的な整備をする事で同等の効果を得られる場合も。ある意味では、ホットイナズマの効果と言えます。しかし、ホットイナズマでなくては出来ない、ということでもないようです。

アーシングも効果がない?

アースを取る事でマイナス極への配線抵抗を減少させ、十分な電力供給を行う事で性能向上を図るとされています。

実際にはメーカーが設計した電気経路などを崩すことにもなりかねず、きちんと計算されずにアーシングなどをしてしまうと、バランスを崩してしまい、性能を下げてしまうケースも。アーシングも古い車であれば効果が出るという事があるようですが、配線を取り直すことによって劣化した部品が改善されるから、という側面も強いと言えるでしょう。

これらはそれほどコストのかかる部品ではない

アーシングにしてもホットイナズマにしても、それほど莫大な費用のかかる部品と言う訳ではありません。そのため、これらのチューニングパーツは、本当に効果があるのであればメーカーが標準状態で対策をするはず。と言うのも、多くの主張の一つでもあります。

これらの部品に効果があるのか?無いのか?という効果の有無が議論になりますが、チューニングに関しては、結果的に必要なのはトータルでのチューニングであって、ピンポイントで何かをしたから速くなるというモノでもありません。

効果の有無も大事ですが、全体バランスをみながらのチューニングが重要と言えるでしょう。
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