【東京オートサロン速報】ラジアル最速を記録した神風R…VARISの出展するチューニングカーの凄さとは?

1990年代からエアロの機能美を追求した「VARIS」

VARIS imprezza STI(DrKelso85)

1990年代初頭、まだまだ「ドレスアップパーツ」の域を出なかった市販エアロパーツ界に、いちはやく優れた空力という機能性と、それゆえもたらされる機能美で大いに名を挙げた「真のエアロパーツメーカー」の一つが神奈川県相模原市に拠点を置く「VARIS」です。

国内最高峰のGTカーレース「スーパーGT」や、改造範囲の狭い市販車ベース最高峰の「スーパー耐久」参戦車両へのエアロ供給で実績を上げ、近年では市販チューニングカーによるタイムトライアルで最速タイムを叩き出すべく、国内名門チューナーとのタッグで数々のVARISエアロ装着車を生み出しています。

スーパーGTの「GT300」に出走していたBMW・Z4の初音ミク仕様「初音ミク グッドスマイルBMW Z4」のエアロがVARISのものだったと言えば、思い出す人もいるのではないでしょうか。

現在の集大成は富士スピードウェイで1分41秒743という、ラジアルタイヤ装着車としてはベストラップを叩き出す「HKS TF 神風R」です。日産R35GT-Rを国内名門チューナーのHKSテクニカルファクトリーが1000馬力オーバーのフルチューン、さらに空力効果を高めるためVARISが開発したエアロを装着した事による挑戦は、今も現在進行形で続いています。

ラジアル最速マシン「神風R」

助手席側のガラスにスピードウェイのラップタイムを誇らしげに貼り付けた「VARIS & HKS TF 神風R」のエアロは、そのボディカラーとも相まって「カッコイイ」というよりは凄みすら感じさせる雰囲気。

公道使用を考慮するより走行性能を第一に考えて後方まで大きく張り出したリアディフーザーと、フロントに大きく突き出したスポイラーやカナード、大きくあちこちに開かれたアウトレットは廃熱だけでなく周囲を流れる空気の整流まで考慮されていることがわかります。

強力なダウンフォースと空気抵抗の低減を両立させるべく考え抜かれている機能美が、見た目の凄みに繋がっていると感じました。

神風Rに続け!「神風Z」!

Rに続けとばかりにタイムアタック仕様のエアロを装着した「神風Z」は、同じように過激ではありながらRとの違いが随所に見られます。

フロントはリアと比べてもベース車よりかなりワイド化されると同時に大型のスポイラーが装着され、ベース車とはかなり異なる空力性能を持つのではないかという印象です。

リアのディフューザーも垂直安定板の数こそ6本と「神風R」や「M4」と同様ですが、左右端の2本はディフューザーの翼端板のようになっております。フロントの大幅なワイド化に合わせ、リアの空力的処理、そして特に安定性の面でかなり気を使っていると感じました。

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