元サーキット走行車やドリフト走行車を見分けるポイントとは?

ハードなスポーツ走行車は避けたい?

スバル WRX STI

中古車の中でも最も程度がいいのは、セカンドカーとしてあまり使われていなかった、ノーマル車。少し高齢の方で、普段はセダン、時々週末にスポーツカー…。そのような乗り方の中古車であれば、走行距離も少ない割に、それなりに乗られてもいるので、全く乗られていなかった車ほど調子が悪いということもなく、程度の良いものが多いのです。

しかし、そのような車ばかりではないのも事実。一見ノーマルに見えても、サーキット走行でハードに使われたものや、ドリフト走行に使われたものなども存在します。果たしてこれらの車を見分ける術はあるのでしょうか?

サーキット走行車の特徴

スポーツエンジン

サーキットを走るためのチューニングには特徴があります。

まず、足回りやマフラーなどに手が加えられるのは当然ですが、それに加えて、ラジエーターの交換やバケットシートの取り付けなどを行っていることもあります。ロールバーまで取り付けてしまうと、ノーマルに戻しにくくなるため、そこまでハードな車は少ないと思われますが、タワーバーは付いている車も多いでしょう。

足回りを交換している場合、ストラットを取り付けているナットや座面などにある程度、傷が残ります。ノーマルのサスペンションを交換するようなケースでは、記録簿に残すことが多いのですが、記録簿に記載がなく足回り交換の痕があれば、サーキット走行やスポーツ走行をされた可能性があります。

また、マフラーは下回りで見えにくいですが、大径マフラーを取り付けている場合も多く、バンパーが少し焦げていることも。車高を落とすために、下周りを擦っているケースもあります。

シートを交換している場合は、シートを取り付けていたボルトに取り外した痕などもチェックポイントとなります。

サーキット走行に加えてドリフト走行車に多い特徴は?

ドリフト

ドリフト走行車は、サーキット走行に加えてサスペンションアームなども交換しているケースが多く、これらの交換痕も気にすべき点です。

ドリフト走行はどうしても接触することが多いもの。バンパーを交換しやすくするための加工を取り付け部に施していたり、フェンダーの交換痕がある…というのもドリフト走行車に多いケースです。

また、クラッチを消耗しやすい運転スタイルであることもあり、クラッチを踏み込んだ時に違和感がある場合は疑った方が良いかもしれません。

チリの合ってない個体は要注意。

激しいサーキット走行でダメージを受けると、直しにくいのはボディそのもの。

最近のフレーム修正機はよくできているようですが、一度ぶつけてゆがんだボディはきちんと直りにくいと言われています。ハードな走行により微妙な歪みの生まれたボディも元通りにはなりません。

走ると片減りしたりハンドルが持って行かれたりするのですが、そもそものオーナーはいじってある車なので、気付きにくいのですが、それを買った側には致命的な問題であったりもします。

このような車の特徴は、ボディのチリ=ドアやトランクの隙間の広さが左右で大幅に違うなど、様々な違いがあります。これはボディの歪みや修復を示す決定的な証拠。気をつけましょう。

エンジンで見る注意点

スポーツ走行車はエンジンもハードに使われているケースが多々有ります。OHなどで、エンジンをバラした形跡がある車は要注意。エンジンを降ろすためにはボンネットも外しますし、マウント部分なども外しますので、あらゆる部分に取り外し痕が残ります。

また、オーバーホールなどしてないエンジンであると、エンジンを始動した時や回転音がおかしいものもあります。こういったケースではたびたびエンジンの不調に見舞われるケースがありますので、注意が必要です。

特に低回転時にアイドリングが安定しない車や、空ぶかしをした時に異音がする場合などは、何らかの不調を抱えているケースが多いので避けた方が無難と言えるでしょう。

中古車選びはなかなか難しいもの。とびきりの一台を見つけるためにも、細かなポイントに注意をして中古車探しをしたいですね。

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