1200万円超え最上級サルーン…"レクサスLS600h"と"メルセデス・ベンツS550"の性能比較

レクサス LS600hとメルセデス・ベンツ S550

LS600h

LS600hは、トヨタの高級ブランド「レクサス」のフラッグシップモデルとして販売されているFセグメントの大型セダン。対するS550もメルセデス・ベンツのフラッグシップサルーンであり、こちらもLS600h同様にFセグメントに属します。

価格も両車とも1,500万円~1,600万円程度とほぼ同じ価格帯となっており、重量も2トンオーバー、エンジンもそれぞれ、V8エンジンが搭載されています。違いとしては、S550がV8ツインターボであるのに対し、LS600hはV8+ハイブリッドとされている所が挙げられるでしょう。

※画像はレクサス LS600h

動力性能はどちらが上か?

気になる動力性能ですが、まずは加速能力を較べてみましょう。※画像はメルセデス・ベンツ S550

それぞれの100km/hまでの加速能力の指標である、0-100km/h加速は以下の通りです。

LS600h:5.5秒(欧州仕様6.3秒)
S550 :5.7秒

若干LS600hのほうが0.2秒ほど上回りますが、ほぼ同じタイムと言えるでしょう。

ただ、両車とも2トンオーバーのボディで、6秒を切る0-100km/h加速力と言うのはかなり速い数値。250~300馬力のスポーツカーと同程度の加速力です。例えるなら、高速道路の加速道路がかなり短くて済む加速力と考えてよいでしょう。

最高速度はLS600h、S550の両車とも250km/hのリミッターが設定されており(LS600hは欧州使用の場合、日本仕様は180km/h)、全く同じです。リミッターを解除した場合の最高速度は不明です。ただ、リミッターを作動させなかった場合、両車とも300km/hオーバーの性能を有していると言われています。

LS600hのスペック

LS600hの詳細なデータは以下の通りです。LS600hの名前が示すとおり、システム出力が6リットルDOHCエンジン相当であることが分かります。

エンジン形式:V型8気筒DOHC+モーター(ハイブリッド)
総排気量:4,968cc
エンジン出力:394ps(290kW)/6,400rpm
最大トルク:53.0kg・m(520N・m)/4,000rpm
システム出力:445ps(エンジン+モーター)
JC08モード燃費:11.6km/L
全長×全幅×全高:5,090×1,875×1,475mm
ホイールベース:2,970mm
重量:2,230kg
最小回転半径:5.7m
サスペンション形式(前/後):マルチリンク式
タイヤサイズ(前/後):235/50R18 97W
価格:12,868,000円

S550のスペック

メルセデス・ベンツS550の詳細なデータは以下の通りです。元々5LのV8エンジンをターボで強化し、6リットルDOHC相当のパワーにまで引き上げられています。
総排気量:4,968cc
エンジン出力:455ps(335kW)/5,250~5,500rpm
最大トルク:71.3kg・m(700N・m)/1800~3500rpm
JC08モード燃費:10.1km/L
全長×全幅×全高:5250×1900×1495mm
ホイールベース:3165mm
重量:2180kg
最小回転半径:5.7m
サスペンション形式(前/後):AIRマティックサスペンション
タイヤサイズ(前/後):245/50R18
価格:16,220,000円

高級車は静粛性とフラットで上質な乗り心地を求められますが、LS600hとS550にはスポーツカーに匹敵するような性能が与えられていることが分かります。

メルセデス・ベンツのSクラスでもハイブリッドモデルは存在しますが、6リットル級の性能は有していません。高出力とハイブリッド機構を両立しているのはレクサスLS600hのみと言えるかもしれません。Sクラスで高出力を堪能したい場合はS550のような純粋なガソリン車で、ということなのでしょう。

いずれにしても、同じクラスで非常に似通った2台。しかし、詳細を見るとそこには少なからず、車作りに対する姿勢の違いが見えてきます。愛車選びの際はこうした情報も参考にしてみてくださいね。

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