レクサスLXとメルセデス・ベンツGLクラス…どちらが買い?

レクサスLX

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現在、日本で白熱しているSUV競争についにレクサスが参戦してきました。これまで海外でした販売していなかったレクサスLXを今年の9月から日本でも販売開始。一体どんな車なのか?日本で人気の外車SUVであるメルセデス・ベンツGLクラスと比べてみました。
Chapter
レクサスLX
レクサスLXのライバルはベンツGLクラス?
レクサスLXの実用性は
レクサスLXの燃費は

レクサスLX

レクサスLXは主に北米で売られていましたが2015年に日本国内でも販売開始となりました。

レクサスの魅力の一つにあるラグジュアリーな内外装に加え、新しい空調システムや自動の車高調整機能を標準装備しています。しかも1グレード展開で、価格は1100万円程度とレクサスブランドにふさわしい高級SUVとなっているようです。

5.7ℓV8エンジンで、ボディーサイズは5065×1980×1910mm(全長×全幅×全高)とどっしりのフルサイズ、3列シートの8人乗りです。インテリアでは金属、革、本木目と異なる素材のコントラストを際立たせ、ラグジュアリー感を演出。本格的なオフロード走行に強いとの評判を象徴するように、車両の姿勢状態を容易に把握できる水平基調のインストルメントパネルが装備されています。

レクサスLXのライバルはベンツGLクラス?

こちらもフルサイズラグジュアリーSUVのメルセデス・ベンツ GLクラス。すでに日本でもかなり人気のあるSUVです。ボディサイズは5125×1935×1850(全長×全幅×全高)とレクサスLXと変わらないビックサイズで、7名乗り。価格は一千万円から。大きさもほぼ変わらず、価格もほぼ同等。まさにレクサスLXのライバル的存在となる一台です。

どちらもエンジンに優れ、本格的なオフロード走行にも定評があります。GLクラスはディーゼルになったことでガソリン仕様よりもトルク値が下がるなどの課題はありましたが、街乗りで乗る分にはどちらを選んでも間違いない走りを得られる性能といえます。

内装の豪華さはさすがレクサス。ラグジュアリーを追求したレクサスにしか出せない洗練された高級感があります。GLクラスのインテリアもシックで上質に作りこまれていますが、レクサスはさらにもう一味足してきたといったところでしょうか。

レクサスLXの実用性は

しかし、実用性を見るとそれぞれの車に違いが見えてきました。まずは室内の広さ。ゆったりと大人7人が座れるGLクラスに比べ、レクサスの室内、特に3列目のシートが足元の床が高く、若干狭いようです。子供であれば問題なく座れる広さですが、大人が3人座るには少し狭く感じそうです。

荷室の広さもGLクラスの方が広く、3列目のシート使用時でも680Lの容量があり、3列目まで乗っても数泊の旅行をこなせるほどの広さがあります。一方、レクサスLXは3列目を収納しないと広いとは言えない荷室です。

本格的なオフロード走行に長け、インテリアにもこだわるなど、ドライバーを満足させる要素に強いレクサスLXですが、ベンツGLクラスは一番後ろに座る人の快適さまでを追求した「みんなでお出かけするには最高の一台」といえます。このサイズのSUVを購入する理由には、家族や仲間などの人を乗せることを重視すると考えると、GLクラスが選ばれる理由が見えてきます。

レクサスLXの燃費は

最新のベンツGLクラス「GL350 BlueTEC 4MATIC」がカタログ燃費で11.4km/Lを記録し世間を驚かせていましたが、一方のレクサスLXのカタログ燃費は6.5km/L。このサイズで5.7ℓであれば当然とも思える数値ですが、このご時世の日本車なら燃費が良いはずという期待を見事に裏切る結果となってしまいました。

現時点では、ほぼ同格の大型SUVとしてこの2台で迷うならベンツGLクラスを買うべき?という結果になりましたが、レクサスLXも海外ではとても人気があり、日本で発売されるのはさらに進化を遂げた一台。日本での今後の展開が期待される一台であることは間違いありません。
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