ポルシェは日本より米国の方が安い?各国におけるポルシェの価格とは?

ほとんどのポルシェは日本より米国の方が安い

フェラーリ

日米でのポルシェの価格を比較すると。確かにほとんどのポルシェは日本より米国の方が安価に設定されており、「911」「パナメーラ」「カイエン」は特にその傾向が顕著です。代表的なグレードで比較してみると、「911ターボSカブリオレ」が日本では2,813万円(税込。以下同)なのに対して、米国では2,381万3,020円(19万4,600ドル)と、実は430万円以上の差があります。

単純な価格差だけではなく、例えば「911カレラSカブリオレ」は米国(115,700ドル=1,415万8,101円)では日本(1,813万円)より21.9%も安く買えるのです。

縮まってきた価格差

フェラーリ

とはいえ、前とは少し状況が変わってきています。2014年に米国での販売が発表された「GT-R NISMO」の価格は14万9,990ドル(当時の日本円で1,554万5933円)、対して当時の「911ターボ」の価格は14万8300ドル(同1,538万円)でした。

「ついにGT-Rの価格が911ターボを上回った」と話題になりましたが、現在の「911ターボ」の価格は15万1,100ドルとなっており、価格変更の無い「GT-R NISMO」を再び上回っています。ここがポルシェの価格戦略の微妙なところで、米国では安価に設定したい反面、「GT-Rより安いポルシェ911ターボ」というのはブランドとして問題があると感じたのかもしれません。

事実、「911」の他のグレードが軒並み日本より15%~21%程度割安なのに対し、「911ターボ」および「911ターボS」のみが、12~13%程度割安に留まっています。この事から、「911」の中でもこの2グレードだけは「あえて少し割高にしている」、逆に言えば、戦略的な価格設定を行っている事が伺えます。

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