キドニーグリルからビートルまで…中国メーカーが発表した、どこかで見たことがある?車達

清々しいまでにi3とビートル

2015年3月に山東省で開催された「EV EXPO」に出展の、せめてもう少し「隠す努力をしてほしい」と思う2台です。

上の画像はBMWのi3を左右から潰してそのままにしたようなスタイルですが、名前からしてBMWならぬ「JMW2200」な上に、メーカーであるJinmaも中国語では「黄金の馬」、BMWの中国語読み(Baoma)は「宝の馬」らしいので、とことん開き直っているとしか言いようがありません。

下の画像はVidoev社のプロトタイプEVですが、これを見て「何でフォルクスワーゲンのビートルに日産のエンブレムがついてるの?」と思わない方がどうかしています。

昔、ヤマハの子会社「ワイ・エム・モービルメイツ」がダイハツ・オプティをベースに、こともあろうにスーパーカー「フェラーリF40」を思い切りよくデフォルメしたボディを被せた「ami」という軽自動車を販売した事がありましたが、あれは販売台数も600台限定な、「ウケ狙いのジョークカー」でした。この2台も、ジョークだと言って欲しいです…。

ベンツのGクラス?ジープ・パトリオット?大きいJB32ジムニー?

2014年4月開催の北京モーターショーで、Gクラスをラインナップしている「メルセデス・ベンツ」や、パトリオットをラインナップしている「ジープ」と同じ会場に、臆面も無く展示されているソックリさんは何でしょう?と言えば、北京汽車の「BJ80」です。

ベンツのGクラスそっくりのボディに、ジープ・パトリオットに類似したフロントグリルを装着しているのですが、あまりそのままではマズイと一応思ったのか少し手直しした結果、全体的に「JB32ジムニー」(旧規格軽自動車最後のモデル)っぽい印象を受けるようにも見えます。サイズ的にはGクラス級なので、ジムニーにしては大きすぎますが。

さすがにこれは中国メディアからまで「いくらなんでも度が過ぎる」と批判されたようで、メルセデス・ベンツもリリースを見直すよう説得したという噂もありますが、今のところBJ80が販売中止になったという話は聞きません。

「日本も昔は外車の真似をしたんだし、少しくらいは。」と軽い気持ちで見ると、想像を絶する光景に目まいがすると思います。ましてやそれが堂々と輸出されているケースまであるとなると、誰かほどほどの所で止めて欲しいところですが、各メーカーとも中国は大きな市場を持つ「お客さん」なだけに、報復を恐れて本格的な批判はできないのが本音なのでしょう。仕方がないので、ネタとして楽しむしかありませんね。

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