実は石油が毎年増えているって本当?今後のガソリン車はどうなる?

次世代自動車の将来的な普及

トヨタ プリウスPHV

それでは、ここで次世代車と言われている車の普及状況について見てみましょう。

現在、日本で圧倒的にシェアを伸ばしているのがHV車です。トヨタプリウスがヒットして以降、各社もHV車(PHV含む)をこぞって投入し、急激に販売台数が増加しています。2015年時点では乗用車に占めるHVの販売台数は約8%に達しました。

クリーンディーゼル車も、マツダ車の人気が市場をけん引し、増加傾向です。しかし、それらの車は低燃費車であるものの、石油資源を利用した車です。現状では、EV、FCV等の燃料に石油資源を使用しない車のシェアは、ほぼゼロに近い状態です。

そういった中で、国は次世代自動車の普及についてどう考えているのでしょうか。

ちょっと古い話になりますが、2010年に経済産業省・次世代自動車研究会が発表した「次世代自動車戦略2010」によると、2020年時点でHV、PHEV、EV、CDV、FCVなどの普及目標は20〜50%、2030年時点で50〜70%という数字を掲げています。それを踏まえて考えると、2017年現在から13年後の2030年でも純粋なガソリン車が全体の30%から半数を占めているということになります。

※HV:ハイブリッド自動車、PHV:プラグインハイブリッド自動車、EV:電気自動車、FCV:燃料電池車

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