マレーシアでは1300ccターボエンジンのプロドゥアやプロトンが走り回る!?

マレーシアの自動車事情

マレーシア

東南アジアの新興工業国として成長しているマレーシアでは、日本以上に新旧混合、コンパクトカーから高級車までが走り回っています。

その中でも日本より多く見かけるのが高級車や旧車の類で、高級車についてはフェラーリやランボルギーニなど高級スポーツカーを好む富裕層が多く、またその走りの受け皿としても「セパンサーキット」というF1も開ける立派なサーキットが存在する事も理由の一つです。

後者については後述するように、日本と比べると車検制度が緩く、マニュアルに頼らないハンドメイド的で自由なメンテナンスが今でも生きている事が理由に挙げられます。

韓国メーカーの現地生産を行う「イノコム」と「ナザ」

マレーシアには「イノコム」と「ナザ」が1990年代から韓国の自動車メーカーの現地生産パートナーとなっており、両社ともマレーシア政府に「国産車メーカー」と認められています。「イノコム」は「ヒュンダイ」を、「ナザ」は「キア」の車を生産していますが、「イノコム」は自社ブランド車として販売しており、「ナザ」はそれが無い代わりに、近年ではフランスのプジョー車も生産しています。

なお、ヒュンダイが三菱自動車と技術提携していた時代に、三菱デリカ・トラックをベースに開発した「ポーター」というトラックがありました。ヒュンダイは同車の生産権を「イノコム」に売ったので、現在でも「イノコム・ロリマスAU26」として生産販売されており、昔の三菱デリカの名残を残すトラックが、今でもマレーシアでは新車で買えます。

独自路線を歩むバックヤードビルダー「ブフォーリ」

1998年にオーストラリアからマレーシアに移転して以降も高級サルーン「ジェネバ」や、クラシカルなスポーツカー「ラホーヤ」などの生産を続けている、ハンドメイド生産のメーカーです。近代的なスポーツカー「BMS」をマレーシア初のF1ドライバー、アレックス・ユーンのドライブでマカオグランプリに参戦させた事もあります。

次ページ日本のメーカーと関わりの深い2社と、「K3-VET CLUB」

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事