アルファロメオ 156やBMW 330等。今だからこそMTで乗りたい…少し古めの輸入MT車5選

プジョー 306

1990年代後半のプジョーは、MT車の導入に積極的でした。306はVWゴルフクラスのモデルで、プジョーの中核車種として日本でも人気がありました。

306の1994年の日本導入当初は、スポーティグレードのXSiや、スポーツグレードのS16のみにMT車が設定されていました。そこへ1995年12月にお買い得なベーシックグレード、Style(スタイル)が追加され、4速ATのほかに5速MTが設定されました。5ドアと3ドアの2種類があり、排気量は1800ccでした。

1800ccのエンジンを小気味良く回して、猫足と評されるしなやかな乗り心地に身を委ねる快感。そして降りればピニンファリーナの美しい外観が目に入る…。しかも基本装備が充実したベーシックグレードを188万円(登場時の5速MT)で楽しめる、と自動車ツウの好みを凝縮したようなクルマでした。

プジョー 406

輸入車でMT車、となると2000年代前半まではプジョーが代表的なメーカーでしたので、どうしてもプジョーのモデルに触れてしまいます。プジョー406は1995年に発売されたミドルクラスのセダンで、映画「TAXi」シリーズで主役(?)を務め、広く知られるところとなりました。

306と同世代のモデルなので、ピニンファリーナによる流麗なデザインが見どころです。日本には1996年10月に導入され、当初は4速ATの2000ccのみでしたが、1997年11月にV型6気筒3000ccエンジンも追加。

2002年に待望のMT車が導入されました。直列4気筒2200ccエンジンを搭載し、左ハンドル、5速MTというスポーティグレードで、406スポーツという名称で販売。とはいえ、先代モデルの405にあったMi16というスポーティグレードほど徹底したスポーティぶりではなく、なかなかに渋い装備やデザインで、スポーティ志向でない人でも選びやすい内容でした。

当時、ミドルクラスのMT車はなかなかなく、しかもピニンファリーナデザインのプジョーですから、愛好家の注目を大いに集めたのです。

ジープ ラングラー

RVも紹介しておきましょう。4輪駆動、ジープの本家本元、源流の末裔にあたるジープラングラーです。現在販売されているラングラーは2007年発売の3代目で、アメリカでは6速MTの設定があるものの、日本では5速ATのみが導入されています。

しかし2代目は、日本でもMT車が販売されていました。ボディは2ドアで、屋根は幌のソフトトップと、ハードトップから選択できました。エンジンは直列6気筒4000ccですが、90年代後半のクルマにも関わらずOHVを採用していますので、アメリカ車らしいワイルドなフィーリングを楽しめるでしょう。2006年モデルでは6速MTにグレードアップしました。

四駆ならMTで乗らなきゃ、という人にもオススメです。

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