生産台数9台のみ?"2300cc"エンジンを積む幻の"トヨタ 2000GT"とは?

ヤマハとの奇妙な?関係

トヨタ2000GTを語る際に欠かせないのが、ヤマハの存在です。よく「2000GTは実際はヤマハが作った」という噂を聞きますが、どうなのでしょう。

事実、ヤマハは2000GTのもととなる、スポーツカーのコンセプトをトヨタに持ち込んでいます。当時からヤマハは、トヨタ以外にもスポーツカーの企画を提案するなど、高い技術力を持っていたのです。

しかし、4輪車を販売するチャンネルを持っていないこと、自社製作するにはリスクが非常に大きいといった理由から、技術供与によってカタチにした、と見るのが事実に近いのではないでしょうか。実際にボディの成形や塗装には、楽器(ピアノ)で培った技術が応用されているそうです。

エンジンに関しては、トヨタのM型エンジンをツインカム化させています。1960年代において、ヤマハは多方面で高い技術を持っていたことがうかがえます。当時のトヨタは販売能力はあっても技術面が十分でなかったため、ヤマハとの関係を築いていったのではないでしょうか。

その関係は現在も続いており、レクサス製スーパーカー LFAにおいても、ヤマハの技術力が随所で発揮されています。

次ページ幻の2300ccエンジンの正体とは

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事