周知の事実?本当は速くならないチューニング7選

リアウイング

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チューニングパーツはさまざま。選ぶ楽しさは、その「効果」あってのものです。しかし、まったく効果のないチューニングもあるようです…。
Chapter
まったく速くならないチューニングとは?
①リアウイング
②ショートインテークパイプ
③大型マフラー
④プレミアムガソリン
⑤大げさなエアロパーツ
⑥ブレーキキャリパーペイント
⑦ステッカーチューン
番外編:ロールバー

まったく速くならないチューニングとは?

「まったく速くならないチューニング」についての動画がアップされていました。この中で、あげられているチューニングは7項目。一つずつチェックしていきましょう。

まあ、少々悪乗り?おふざけな内容でもあるので、気軽に見てみてください。

①リアウイング

ダウンフォースは、確かにセッティング次第で向上します。しかし、公道を走るのにそれほどダウンフォースは必要ないですよね。むしろ抵抗が増える分、燃費の悪化に繋がります。最近のエコカーは、エンジン効率はもとより「空力」まで重視しています。

ちなみにF1マシンはアクセルをオフにするだけで、物凄い抵抗(ダウンフォース)で、まるでブレーキをかけるようにスピードが落ちるそうです。

実際のところ、ほぼ「ドレスアップ」という色合いが強いチューニングでしょう。

②ショートインテークパイプ

熱い空気が入って逆に酸素濃度が薄くなるとコメントされていますが、取り回し次第なのでしょうか…。使っている方のレビュー等をチェックしても、効果があるかよくわからない、という評価も散見されます。

③大型マフラー

セッティングをしっかりとすれば、大径マフラーに交換する事で出力を上げる事はできると思いますが、サウンド・ルックス重視のカスタムではパワーアップにはつながりません。また奇抜な(竹やり等)タイプも散見されます。

交換するならくれぐれも車検に適合するもので公道を走りましょう!

④プレミアムガソリン

レギュラー仕様に入れても意味がない…。厳密に言えば、ハイオクのほうがレギュラーよりも大きな爆発力を得られるはずなので、パワーアップに繋がります。

しかし、そのアップ率はわずかで、体感できるほどではではないということでしょう。

⑤大げさなエアロパーツ

これもリアウイング同様、本格的にサーキットで走るわけでなければ、効果の少ないパーツですし、むしろダウンフォースを稼ぐために付けることが多く、直線だけで比べたら遅くなります。

ドレスアップ系カスタムの中でもかなりコストが掛かるのはこうした外装パーツです。むしろ縁石等にヒットするといった余計な気苦労を背負ってしまう気もします。

⑥ブレーキキャリパーペイント

ブレンボなどの赤、黄色といった原色系のキャリパーは見映えがします。足元のワンポイントとしてやりたくなるのもわかりますが…色を変えても、制動力は変わりませんね。

⑦ステッカーチューン

決して速くはなりませんが、お気に入りのステッカーがあれば、ついつい貼りたくなってしまうもの。ある意味気分は上がりますから、結果としては速くなる
可能性はあるのかも!?

番外編:ロールバー

7つの事例を上げましたが、どれもドレスアップ、という色合いが強いものが多いですね。速くなるカスタムではありませんが、愛車への愛着が増す、という考え方もできますし、クルマ好きには大事な楽しみのひとつだと思います。

少し余談になりますが、筆者が大学生の頃、クルマを持っていた友人が、ある日得意げにやってきました。なんとロールバーが入ってるじゃないですか。「おお、凄いね!」なんて話しながらよく見ると、どうにもロールバーの様子がおかしい。白いし、なにやらプラスチックっぽい…。

「これ、プラスチックじゃないよね?」と尋ねると、「そう!走るには見栄だって必要なんだよ!」と力説する友人。これには本当にずっこけました。しかもダミーとはいえ、リアシートまで占有してしまっており、後部座席に乗る際には「ロールバーが外れないように、気を付けて乗ってくれ!」と。本末転倒というか…。でもなんだか楽しかったですね。 

カスタマイズの楽しみ方は人それぞれ。どうか皆さんも、楽しいカーライフを!
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