三菱のデボネアをあのAMGがチューニングした理由とは?

どうしてデボネアAMGが作られた?

三菱 デボネア V AMG(1986)

もともとデボネアは、一般ユーザー向けに作られたと言えるクルマではありませんでした。三菱グループ社用車の置き換えとしての活躍などが理由ですが、一番の理由は三菱と提携関係にあった、ヒュンダイとクライスラーの事情が大きく関係しています。

当時、ヒュンダイは1988年のソウルオリンピックに向けて、VIP送迎用の車両を作らなければいけない状況でした。ところが、急遽高級セダンを製造するなんてことが簡単にできるわけでもなく、提携関係にあった三菱と手を組み、デボネアを製造したのです。ちなみにデボネアのヒュンダイ版はグレンシャーという車名で販売されました。

エンジンは、クライスラー製の2.0Lもしくは3.0LV型6気筒。このエンジンは、クライスラーも欲しがっていたもので、開発費などコストを減らすことができることから、開発に踏み切られたといわれています。

ヒュンダイ・クライスラー・三菱の3社が絡み合い生まれたデボネアは特異なクルマだといえるでしょう。

こういった開発経緯から、一般市場が受け入れにくいモデルになってしまったのも事実です。しかし、挑戦的な三菱は、差別化としてさらなる高級感をだすべくAMG仕様やアクアスキュータム仕様を生み出したのです。

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