セダン不況のなか、WRXが販売を続ける理由とは?人気の秘密に迫る

大人になったらスポーツセダン?

スバル WRX S4 2015

WRXの購買層は大人が多く、言ってみれば若い頃にスポーツカーで鳴らした元走り屋が、いまあらためてWRXで走り屋のスピリットを蘇らせる…というような図式が見て取れるような気がします。

先述したように、スポーツセダンはユーティリティの高い乗り物です。大人になり、家族もいて、奥様の目もありながら選択するクルマとして、4ドアで普通に使えて、そして安全で速いというのは、今の大人のマインドをガッチリ掴んだのかもしれません。

想定できる年齢層として、現在40歳代から50歳代までの方というのは、ちょうどバブル期に青春時代(古い表現!?)を過ごされた方たちで、たとえばその頃、32GT-Rを現役で購入されていたかもしれないし、スープラやRX-7などといったスポーツカーを競うように走らせていた、いうなれば熱い世代ということができると思います。

スバルもちょうどその頃、レガシィGTやRS、またインプレッサでもちょうどWRXが登場し、人気が高まってきた時期と重なりますから、この世代の方々にとっては実に懐かしい香りのするクルマなのかもしれませんね。

ウェブサイトでスバルは「大人になったらスポーツセダン」と銘打って広告展開をしていますが、もしかするとそれは、もともとそういうマインドを持っていた方たちの、眠っていた熱い何かを呼び覚ますための、迎え水のようなものだったのかもしれません。

スバルには走り屋を納得させ、また熱狂させるだけのリソースを持ち合わせているため、言ってみればそれを再活用した結果のようなもの。人生のセカンドステージをこのクルマで…悪くないですね。

もちろん、若くても大人のマインドを持った方もいらっしゃるでしょう。そんなあなたにもぴったりのはずです。

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