買って分かった!クリーンディーゼルのメリットと知っておきたい事とは?

秀逸コンパクトカー

フォルクスワーゲン ポロ

5ナンバーのコンパクトカーといえば日常使いからホットハッチの存在まで幅広い用途に対応してくれる、誰もが一度は乗ったことのあるモデルではないでしょうか。

筆者は5ナンバーコンパクトの代名詞ともいえるフォルクスワーゲン ポロ現行モデルからの乗り換えとなった事もあり、このセグメントの最右翼としてマイカーで迎えたマツダ デミオXDには改めて感心させられたことがあります。

まず、純粋に車としてのポテンシャルが高いことです。

走る・曲がる・止まるといった基本性能が高いこと。この点はフォルクスワーゲン ポロと比較したとしても、一長一短なので一概にどちらがオススメとは言えませんが車両価格など加味すると新型デミオはとても優秀な車でしょう。フロントシートの作りも良く、きちんと姿勢を整えて乗れば輸入車のシートに負けず長距離も快適に運転でき疲労感も感じません。

ちなみにフォルクスワーゲンだとシートの着座位置もメーカーの設計があり、慣れたセールスマンは試乗時に着座方法もアドバイスしてくれます。

マツダ デミオXDはディーゼルモデルであることを示すフロントグリルの赤いラインと相まって見た目からカッコよく乗っても優秀と5ナンバーハッチバックとしては非常によくできています。ネックとしては後部座席の居住性ですが、このあたりを優先する人はそもそも3ナンバーを検討するべきでしょう。ナビの使い勝手も決して国産車比で優秀とは言えませんが、輸入車からの乗り換えだと必要十分と言ったところでしょうか。

軽井沢への上り路面もスイスイ!

マツダ デミオXD

街中を抜けて軽井沢に出かけるとさらにその走行性能に感心させられます。デミオディーゼルの走りに感心したのは軽井沢に向かう途中の国道18号碓井バイパスを上っている時でした。
フォルクスワーゲン ポロの直噴ターボエンジンと比較すると出足の軽快さはガソリン仕様であるポロが一歩速いです。

市街地走行が中心となると出足の速さからポロの初期加速のメリットを感じることは多かったのですが上り坂となるとディーゼルのメリットが光ります。中速域でのトルクの太さのおかげで、コーナーを旋回中でもアクセルの一踏みで車体はグイっと前に出ます。

また、ガソリンエンジンと比較してディーゼルモデルはエンジンマウントが非常に大きく高強度に仕上がっているのでハンドルやブレーキの操作が安心して行えます。

低コストの車だと速度を上げた時のハンドル、ブレーキ操作に不安定感を覚える人も少なくないのではないでしょうか。同じ道を実走して比較してもデミオの走行性能は決して世界基準に引けを取りません。郊外に出るほど、スカイアクティブディーゼルの素性の良さを体感できます。

イチバン気になる!燃料費とその他の費用

さて、ここで最も気になるお金の話です。筆者の地域では今日現在の軽油の値段は105円。フォルクスワーゲン ポロのハイオクは役140円ですから単純に35円差です。さらに夏場のエアコン使用時でデミオの市街地走行燃費は20㎞/L。ポロは14㎞/L程度でした。1ヶ月に1,000㎞程の距離を走行すると仮定するとマツダ デミオXDの燃料費は5,250円。

フォルクスワーゲン ポロは10,000円とほぼ倍の金額です。車両価格で40-50万円の差額と想定しても圧倒的に費用面ではマツダ デミオが有利となります。実際に筆者のマイカーはMTという事もありガソリンタンクが35Lと軽自動車並みのサイズなので1回の給油金額はほぼ毎回3,000円に満たないのです。

これは心理的にも「買ってよかった!」という満足感が高いですね。

購入する前に知っておきたい知識

マツダ クリーンディーゼル

車好きには非常に評価点の高いクリーンディーゼルですが、購入してからの維持に関しては事前に知っておきたい事もあります。先の記述の通り、「発進の初速は遅い!」の一言に尽きます。直噴ターボというエンジンながらもガソリンと比較すると1,500回転以上回らない段階の加速はもたつきます。

一方、フォルクスワーゲン ポロはそれ以下の1,400回転で最大トルクを発生する特性があり、発進初速は明らかに快適です。「出足が遅い」と認識してアクセルを踏まないと特に信号など停車状態からの発進では後続車両に追突される心配をする場面がありました。

また、エンジンオイルについても特殊です。最近の輸入車はロングライフオイルを採用することが多く、交換サイクルは1年に1度と謳っています。スカイアクティブも説明書では1年もしくは1万㎞での交換と記載されています。

しかし、実際では5,000㎞での交換が必須となります。ディーゼルエンジンはガソリンよりススを多く発生しこれを処理するために二次的に燃料を燃やすためエンジンオイルに燃料が混ざり、オイルが希釈されたり油糧が増加します。

このためオイル自体の性能が低下し、またオイル上りという現象も引き起こす可能性があるため、半年ごとのオイル交換は必須です。

国産車のユーザーはこの頻度でのオイル交換をする方が多いと思いますのでこのあたりは抵抗がないと思います。さらに、オイルの費用もおよそ7,500円とコンパクトカーとしては高額です。フォルクスワーゲンのオイル交換は1年サイクルでも15,000円程度ですから、半年ごとに7,500円となるとオイルフィルターまで含めるとむしろ輸入車と比較しても割高な金額です。

しかも、オイル希釈というリスクも考えるとエンジンオイルの管理はガソリンモデルより注意しないといけません。

ちなみに、同じディーゼルでもBMWは1年、15,000kmの耐久性を謳っており実際に使用している知人もこの交換サイクルで特に不具合は無いそうです。

マツダを選ぶユーザーは走りへのこだわりが強い人も多いのではないでしょうか。他の国産ブランドと比較して店舗数やスタッフのレベルは差異がある点は否めません。

ある程度特殊な扱いを要求するディーゼルエンジンやあるいはロータリーエンジンの様に、長所がある車種ほど気持ちよく長く付き合うためには購入前に適切な知識とアドバイスを元に車種を選びたいものです。

みなさんもクリーンディーゼルを購入された後に気持ち良いカーライフが実現できるとよいですね。

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