70系スープラと80系スープラ、違いはどこにある?

スープラの歴史

1986年に登場したスープラ。日本国内では、その時に初めてスープラの名称が使用されましたが、北米では初代セリカXX(1978-1981年)および2代目セリカXX(1981-1986年)が既にスープラとして販売されていました。

日本国内では、1986年からA70系、1993年からA80系が販売され、2002年8月に「平成12年度排出ガス規制」に対応できなかったため生産を終了しています。
現在、次期スープラがBMWとの共同開発により復活するという噂もありますが、詳細は不明です。画像は次期スープラのコンセプトモデルとも言われている「TOYOTA FT-1コンセプト」。

それでは、70系と80系のスープラがどんな車だったか、エクステリア画像とスペックを中心に振り返ってみましょう。

70系スープラ

先にも記載したようにセリカXXの北米仕様と同様に1986年に日本国内でも車名「スープラ」として発売。ロングノーズ&ショートデッキのアメリカンスポーツスタイルで、5ナンバーサイズの標準ボディーと3ナンバーサイズのワイドボディーの2種類があり、ルーフもエアロトップと呼ばれる着脱式ルーフも選べました。また、エンジン種類も多かったため、非常に多くのグレードが存在しています。
エンジンは全て直列6気筒で、初期モデルには2Lと3L、計4種類のエンジンが設定され、モデル終了前に設定された2.5Lエンジンまで合わせると最終的に計6種類が投入されました。

スープラ70系 エンジン一覧

1988年にはマイナーチェンジが実施され、フロントマスク及びテールライトのデザインが変更されました。また、1G-GTEU、7M-GTEU等のエンジンがハイオク仕様へ変更になり、パワーアップ、3Lグレードは海外仕様と同様のワイドボディーとなっています。

1989年には「ブラックスープラGTツインターボ」(300台限定、リアスポイラー、LSD、モモ・ステアリング、6スピーカー・オーディオなどの特別装備)という特別仕様車も販売されました。

そして、モデル末期の1990年に最後のマイナーチェンジが実施され、マークIIのスポーツグレードに採用された2.5Lツインターボ を搭載した「2.5GTツインターボ」を設定。ビルシュタイン社と共同開発の専用ダンパーを採用するなど、スポーツカーとしての性能も引き上げました。それに伴い3.0GTグレードは消滅しています。

80系スープラ

1993年5月にフルモデルチェンジが行われ、70系スープラは80系スープラとなります。
エクステリアデザインもそれまでの直線的はデザインから曲線を多用したグラマラスなデザインへと変更され、その斬新なデザインは「バットマンカー」などと呼ばれたりもしました。70系で4620×1690×1300mmだったボディーサイズも、80系では4520×1810×1275mmとワイド&ロー化されます。

また、エンジンは多種だった70系と異なり、直列6気筒3Lのみの自然吸気とツインターボの2種類のみとなりました。シャシーはソアラ(Z30系)のものが採用され、前後サスペンションもダブルウィッシュボーン方式へと変更されました。

スープラ80系 エンジン一覧

1994年には、ビルシュタイン社製ショックアブソーバーや横Gセンサー付ABS、トルセンLSDなどを備えたスポーツ度の高い新設定のSZ-Rグレードが追加されました。また、ツインターボモデルには17インチタイヤや大容量ブレーキのオプションも追加設定。1996年には内外装の小変更が行われ、最上級グレードのGZが消滅するとともに全車ABS、両席エアバッグを標準装備。

1997年、最後のマイナーチェンジが実施され、ツインターボエンジンをVVT-i化。
2002年8月に「平成12年度排出ガス規制」に対応できずに生産終了となります。

最後に80系スープラと言えば、個人的に故ポール・ウォーカーが大ヒットシリーズ「ワイルド・スピード」の作品中で乗っていたのがとても印象に残っています。


最近は、すっかり街中で見かける機会が減ってきた気がするスープラですが、こうやって見ると、80系はまだまだ今の車と比べてもデザインの古さもそれほど感じないですし、魅力的に見えますね。
現在、色々な噂が飛び交っている次期スープラも魅力的な車であることを期待せずにはいられません。

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