昔はなぜハンドルを替えたのか?今、替えなくなった理由とは?

やはりというか、障害はコレ!「エアバッグ」

エアバッグ

エアバッグの普及により、ステアリングホイールの交換は一般的ではなくなりました。「命には代えられない」と思う方もいらっしゃるでしょうし、「そもそも簡単な作業で交換できなくなった」という面もあるでしょう。

エアバッグが仕込まれているだけに、エアバッグステアリングはかなりの重量物です。場合によっては無しの社外品の二倍以上ということも。

しかし、ここはそれ、メーカーはステアリング系統の剛性を十全に高め、またパワーステアリングのアシスト量でうまく調整することで、エアバッグステアリングの本体の重さをあまり感じさせないチューニングを施せるようになってきました。

また、最近ではエアバッグステアリング自体の軽量化や、軽量素材の積極採用で、以前ほどにハンデを感じることは少なくなったかもしれません。

それゆえに以前ほどステアリングホイールの交換を行わなくなった、という見方が出来てくると思います。

それでも替える!ならばここにご注意を。

個人的には、気に入らなければステアリングホイールを替えます。エアバッグ車用のステアリングボス(交換用のアタッチメント)も販売されており、ほとんどのクルマで社外ステアリングへの変更は可能だと思っていいでしょう。
しかし以下の点に注意が必要です。

・保険会社への連絡
今の自動車保険はエアバッグ装着が前提となっている場合がほとんどです。これは保険会社へ報告しなければなりません。変更届として手数料が数百円程度徴収されるかと思いますが、これは手続きしておいたほうが無難です。

・車検時
注意すべきはホーンボタンのマークの有無です。これがないと車検に通りません。でも、小さな紙にマジックでラッパのマークを描いてテープで貼り付けるのでもオーケー。車検通過します。外径に関しては以前はかなり厳しかったようですが現在は350パイ以下でも通過するようです。このあたり、以前から陸運支局ごとの独自解釈も存在するので、お近くの陸運支局などに確認した方が良いかもしれませんね。

・パワステとの相性
パワーステアリングは、タイヤからのキックバックや、先程も書きましたステアリングホイール本体の重さや外径などを勘案して、細かなチューニングを施してある代物です。故に、じつはステアリングホイールを交換しただけでバランスを大きく崩してしまう、もっというと、むしろ改悪になってしまう可能性もあると認識していただいたほうがいいかもしれません。

・エアバッグステアリング取り外し時の作業
これは単純に、エアバッグステアリングを外す時にエアバッグの暴発を防ぐ注意が必要だということです。ゆえに、個人的にはショップに任せてしまいます。ある程度ノウハウも必要ですし、怪我の元になってしまいます。

以前ほど手軽なカスタマイズではなくなってしまいましたが、それでもやはりスポーツ派、ドレスアップ派、問わずステアリングホイールを好みのものに交換することは楽しみの一つだと思います。

エアバッグの登場でこうした楽しみが奪われたことに対する不満の対処として、メーカー純正で社外ブランドと共同開発したエアバッグステアリングというのも増えてきましたよね。ディーラーオプションでそうしたものを選択し、エアバッグのメリットと社外ステアリングのメリットの両方を享受するというのもひとつの手だと思います。

エアバッグがなくなる、そんなリスクはありますが、常に触れている、視界に入っているステアリングホイールを好きなものにすることで、愛車に対する愛着も深まり、ドライブが一層楽しいものになるのではないでしょうか。

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