なぜ日本に入ってくる輸入車のウインカーレバーは左についているのか?

そもそもなんで日本は左側通行&右ハンドル?

左側通行は、江戸時代に、左腰に刀の鞘を差した武士がすれ違うために左側通行になったのが、そのまま活かされているようです。さらに、左側通行で、対面通行の安全性という面で、右ハンドルになったようです。

ちなみに、イギリスも日本と同様、左側通行&右ハンドルですが、こちらの理由はなかなか面白いですよ。世界中は、初めは日本と同じ左側通行だったのですが、ナポレオン支配の影響により、右側通行にされました。ですが、イギリスのようにナポレオンの支配を受けなかった国々は、当初の左側通行が残ったと言われています。

まさかナポレオンの影響がこんなに大きいとは、と思うと楽しいですよね。

ウインカーレバーの位置はどちらが正しい?

左ハンドルなら左側、右ハンドルなら右側が正しいです。
理由は簡単。左ハンドルなら右手側で、右ハンドルなら左手側でシフトレバーを操作する必要があり、ウインカーレバーと同じ手で操作するのは煩雑になるため、シフトレバーを操作する手とは逆側にウインカーレバーが置かれます。

筆者が20年くらい前にMTのクラシックミニに乗っていた時は、曲がろうと思って、ウィンカーレバーを操作して、間違ってワイパー動かしたり、ごちゃごちゃしてたら、シフトミスして、ニュートラルに入るとかよくある話でした。

実体験も踏まえると、ウインカーレバーとシフトレバーの操作は、ATならまだいいですが、MTだと別々が正しいと思いますね。

なぜ日本に入ってくる輸入車のウインカーレバーは左についているのでしょうか?

ところが、ISO(国際標準化機構)とJIS(日本工業規格)というのがありまして…

車に限った話ではありませんが、世の中には、いろいろなことを標準化する規格がありまして、その中で工業製品が則るものには、国際的な規格、ISO(国際標準化機構)があり、日本国内だと、JIS(日本工業規格)があります。これらの中に、今回のような操作系の統一に関する規格もあります。ウインカーレバーに関しては以下のように規定されています。

ISO(国際標準化機構)は、「ハンドル位置に関わらず、ウインカーは左側、ワイパーは右側」と規定しいます。JIS(日本工業規格)は、ウィンカーは右側と規定しています。

ということで、ISOに準拠した輸入車であれば、右ハンドル車でもウインカーレバーは左側になりますね。

なぜ輸入車のウインカーレバーは左なのか?

なぜ日本に入ってくる輸入車のウインカーレバーは左についているのか?回答は、ISOの「ハンドル位置に関わらず、ウインカーは左側、ワイパーは右側」の規格に準拠しているから、となりますね。ずっと、輸入車メーカーがサボってるものだと思っていました。ただ、シフトレバーとの操作を考えると、右ハンドルの場合は、右側ウインカーレバーの方がよさそうですね。

しかし、最近はMTがすくないので、右側ウインカーレバーにして価格が上がるのであれば、わざわざしなくてもいいかなという気もします。

ちなみに、1997年にGMから日本で発売された昔懐かしいサターンは、きちんとサボらずに右側ウインカーレバーの車でした。その努力の割りに、それ以外で日本人に受ける要素があまりなく、売れ行きは微妙で、2001年に撤退になってしまいましたが…。

ちなみにバイクの世界もウインカー問題はありました

実は車だけではなくバイクにもウインカー問題はありました。

少し昔のハーレーやBMWといった輸入車は、左右にそれぞれのウインカーボタンがあり、曲がる方向のボタンを押すようになっていました。しかし、新しい年式車は国産車と同じワンボタンで左右切り替えることができる仕様に変更されたようです。

慣れの問題ですが、ワンボタンの方が安全な気がしますね。

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