車の前期型と後期型、どちらを選ぶのがお得なの?

メーカーの意図を読み解く方法とは?

「あれいい色だったのに、やめちゃったのか…」

これは、ひとつのアラートだと思っていいでしょう。人気のない色をラインナップとして維持できない、というメーカーの判断は、そのクルマに対する熱意を推し量るバロメーターのようなものです。

いつの間にかカラーラインナップが無難なものばかりになっていたり、個性的だった内装色が落とされていたりというのは、コストダウンに走る予兆ではないか、と。

自動車もビジネスですから、その商品からいかに収益を得られるのか、あるいは今後どのような展開を行うことで収益を改善するのか、という検討は常にメーカー内部では行われています。

ですから、前期型がどれだけ売れたのか、あるいはメーカーとして狙い通りの収益を挙げているのか、こういったあたりを分析することが重要になってきます。

日本自動車販売協会連合会のホームページでは、販売台数の数値が掲示されていますので、モデルごとにどんな推移を見せているのか、というひとつの判断材料になると思います。

輸入車、特に欧州車は、モデルライフも長いですし、マイナーチェンジごとの着実な改良が高く評価されることが多いです。実際に前期型に対して後期型はいわゆるバグ潰しを確実に行って、あらゆる点で完成度が高かったり、次の世代のモデルに用いる新技術を先行投入するなどして、さまざまな意味で見どころのあるマイナーチェンジとなっていることが多いですね。

輸入車においては、後期型を選んだほうが、おしなべて良い、と言えると思います。

しかし、前期型のたとえば先に挙げたボディーカラーやデザインなど、あれこれと横槍の入らない、デザイナーのストレートな表現がそのまま生かされているようなところもあって、そちらのほうがいい、という捉え方も車種によってはあります。

また、買う側のタイミングや事情にも左右されるかと思います。しかしただひとつ言えることは、買う側が適切にクルマの動向をウォッチし、必要とあらば実車に触れて確かめてみると、自然と「頃合かな」という感覚が持てるようになってくることでしょう。

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事