車の前期型と後期型、どちらを選ぶのがお得なの?

悪い例は見つかりにくい

トヨタ 86 20160705

マイナーチェンジの悪い例は、あまり取りざたされません。まあ、それはそうでしょう。わからないようにコストダウンする、これメーカーの本音です。

比較的見つけやすいところでは、シートの着座感があります。

前期型と後期型で、シート表皮の質感や座った時のホールド感、インナー材の詰まり具合などは、多くの方がチェックする項目のようです。

さらにいえば、エンジンマウントの素材変更でエンジンの振動が妙に強くなっていたり、足回りのダンパーやブッシュにおいてもまた同様。アクセルレスポンスやハンドリングの改善目的なら歓迎できますが、コストの安い部品に取り替えられているなんてこともあります。

ただし、このあたりはマイナーチェンジと喧伝することもなく、知らぬ間に変わっていた、なんていうこともしばしばです。しかも部品の品番は継続されていたりすれば、我々には知る由もなかったり。

いいのか悪いのかわからない例としては、とあるクルマの、ウインドウレギュレーター。前期型はとてもいい素材を使って丈夫に出来ていたものが、後期型ではプラスチックを用いたりして、見えないところでコストダウンしていたわけです。

しかし、時間が経って前期型のウインドウレギュレーターが壊れて交換しようとすると、前期型の値段はとても高かったため、安い後期型を購入して、修理代を安く上げることができた。なんていう事例もあります。

いちがいに前期型、後期型、どちらがいいのか、という判断は非常に難しいものがあります。

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