マツダ CX-3とホンダ ヴェゼル 人気のコンパクトSUV、買うならどっち?

世界で評価される美しいデザイン

CX-3

2014グッドデザイン賞を受賞したヴェゼル、プロダクトデザイン2015でレッド・ドットを受賞したCX-3。どちらも高級感が溢れ、同じSUVの中でもひと際目を引くデザインです。この2台に共通するのは「世界戦略車」であること。これからの国産メーカーにとって、海外で売れる車を出すことは必須。そこで、世界で勝負するに値するデザインと性能を兼ね備え、世界的に人気の高いコンパクトSUVを送り出すことで、世界にアピールするモデルとなっているようです。すでに海外でも大変人気があり、国内外で欧州車と真っ向勝負する存在となっています。

ボディサイズは、ヴェゼルが全長4295mm、全幅1770mm 、CX-3は全長4275mm、全幅1765mmともほぼ同じ。しかし全高はヴェゼルが1605mm、 CX-3が1550mmと、CX-3が55mm低くなります。CX-3なら都心のビル立体駐車場もギリギリ入れる高さです。

インテリアはどちらも欧州車に負けない質の良さ

CX-3の内装は極めてシンプルな高級感が溢れています。運転席のシートはドライバーを包み込むような柔らかさで全く疲れないと評判。しかし、高さもない分、室内の広さはヴェゼルに劣ります。後部座席はヴェゼルに比べると若干狭いので、大人5人だとかなりきついかもしれません。

CX-3は設計段階で「スポーツカーを作るつもりだった」という話もあるぐらいなので、“走る為の車=ドライバー向けの車”になっているとも言えます。


一方、ヴェゼルはインテリアにとても力を注いでいます。心地よいファブリックシートの中に本革のアクセントがきめ細やかに施され、この価格では考えられないほどの高級感を醸し出しています。シートのカラーも選べ、自分好みのスタイルにできます。CX-3より若干背も高い為、中は広々。

後部座席もコンパクトカーとは思えない広さで、家族でお出かけにはもってこいの車です。外見の良さに加え、ドアを開けた時の「おぉっ」という感動が売れる要因かもしれません。

乗り心地の良さは?

ヴェゼルでよくあげられる懸念点は乗り心地の「硬さ」です。ホンダのスポーティーな乗り心地が好きな人にとってはむしろ楽しい硬さですが、他の国産SUVから乗り換えた方には最初「硬く」感じるようです。そしてもう一つよくあげられるのは「静寂性」。高速走行した時の「ロードノイズ」がかなり大きいというのが、少し気になるところです。しかし、良くも悪くもその乗り心地は「普通」。足として使うには最適な車であることは間違いないようです。

一方、CX-3の懸念点はディーゼルゆえのエンジン音と高速でのロードノイズ、そしてやはり室内の狭さがよくあげられます。しかし、走りだしの加速には定評があります。高速や山道での走りも楽しめ、まさにドライビングを楽しめる車です。

どちらが買いか?

CX-3

価格帯は、ヴェゼルHYBRIDが226〜274万円、CX-3が237〜300万円と、CX-3の方が若干高めの設定になっています。とはいえ、CX-3はクリーンディーゼル補助金対象車であるため、10万円弱の補助金がもらえるし、燃料が軽油になる分、毎月の維持費は安くなりそうです。その点を考慮すればその差はそれほど広くないかもしれません。

燃費は、ヴェゼルがカタログ値で21〜27km/l、実際にはエコモードで20〜21km/l、平均16〜17km/lというところ。CX-3のカタログ値が21〜25km/lで、実際には18〜20km/l程度。

とにかくかっこよく、2台ともとても時代にあった、まさにライバル同士。どちらを選んでも後悔しない2台だとは思いますが、あえていうならファミリーカーとして考えるなら居住性の高い『ヴェゼル』、運転する楽しさを求めるなら『CX-3』といったところでしょうか。あなたはどちらがお好みですか?

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