世界のVIPが搭乗する防弾車とは?

乗員を守る、防弾車ならではの装備とは?

現在、メルセデス・ベンツを例に挙げると、Sクラスの他に、Eクラス、Mクラス、Gクラスの防弾仕様車が用意されています。昨年発表された、現行Sクラスの防弾車「S600ガード」の主な装備は以下のとおり。

・ボディパネルと車体構造のあいだに、特殊なスチール素材を入れて強化

・特殊ポリカーボネート加工を施した防弾ガラスの採用

・ランフラットタイヤの設置

・自動消火システムの導入

・非常事態を周囲に伝える緊急アラーム設定

・防弾仕様による車重増に対応した強化サスペンションやブレーキの採用

見た目はノーマルのS600ロングとほとんど変わりません。走行車は目立たないことも必要なのです。すべて、VIPの命を守るために欠かせないもの。価格も、通常のS600ロングホイールベースの倍近いものになります。文字通り「命には替えられません」ね。

Mクラスの防弾車の実証実験映像です。運転席に向けて自動小銃「AK-47」で発砲すると言う、ちょっと過激な動画です。

弾はフロントガラスを貫通せず乗員を守っています。これが防弾車ではなく、一般車だったとしたら…。ちなみに、Sクラスの防弾車「S600ガード」のフロントガラスは、厚さが10cm、重量は135kgにもなるのだとか。

現代の防弾車

現在使用されているものから、ここ最近のモデル、実験的に造られたものまで。実にさまざまな車種の防弾仕様車が存在します。

・トヨタ センチュリーロイヤル
・レクサス LS460
・キャディラック・ワン
・BMW7シリーズ
・BMW X5 セキュリティ・プラス
・アウディA8L セキュリティ
・ジャガー XJ Sentinel
・ランチア・テージス
・マセラティ・クワトロポルテ
・ランドローバー ディスカバリー5 armoured
・ポルシェ911

防弾車を運転するは結局「人間」。

自動運転が実用化されつつあるとはいえ、運転するのはまだまだ人間という時代が続きそうです。

いかなる防弾車も、運転するのは人間。だからこそ、ドライバーが緊急時に回避できるテクニックを身につけることも重要です。

そんなことを実感できるのが、こちらの動画。いずれもBMWが作成したものです。

まずは、防弾車の歴史を紹介します。

そして、ドライバーの緊急回避テクニックをまとめた動画

いかがでしたでしょうか?

ときには映画のワンシーンのようなアクシデントも起こりうることもありえます。しかし、現実には最悪の事態は回避しなくてはなりません。そのためにも、搭乗者を文字通り「体を張って」守るのが防弾車の役割です。

さりげない外観を保つのも防弾車の大事な役割。一度乗ってみたい気もしますが、VIPになってしまったら、一般人が楽しんでいるカーライフを送ることが難しくなるかもしれませんね。

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