新型NSXはGT-Rの7分8秒というラップタイムを更新することはできるのか?

新型NSXのスペック概要

NSX

まずは、新型NSXのスペックを簡単に見てみましょう。
デトロイトで発表され、現時点で判明している内容としては、
・3.5L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、さらに高効率・高出力の3モーターハイブリッドシステム、「スポーツハイブリッド SH-AWD」も採用。
・高効率モーターを内蔵した9速デュアルクラッチトランスミッションを採用。
・電動式4WDシステムを搭載。
・システム最高出力は550ps以上。
・マルチマテリアルを使用したスペースフレームを採用。
などが挙げられています。

他社の車種でライバルとして想定されていると言われているのが、フェラーリ458イタリアなどです。ちなみに458イタリアは4.5L V型8気筒のNAエンジンを搭載し、最高出力は570psを発揮します。

ニュルブルクリンクの市販車ラップタイム

では、現在の市販車はニュルのタイムアタックでどれくらいのタイムを出しているのでしょうか?
新型NSXの開発にも使用されているニュルブルクリンク北コースの市販車ラップタイムは以下のような感じになっています。ちなみに本記事タイトルの7分8秒とは、日産GT-R NISMOで出したタイムとなります。

ポルシェ918スパイダー(システム出力880ps):6分58秒
ランボルギーニ・アヴェンタドール(700ps):6分59秒73
日産GT-R NISMO N Attack Package(600ps):7分8秒679
レクサス・LFA Nürburgring Package(560ps):7分14秒64
シボレー・コルベット C6 ZR1(648ps):7分19秒63
フェラーリ458イタリア(570ps):7分38秒(非公式)

新型NSXのニュルラップタイムはどれくらい?

ポルシェ918スパイダーは、新型NSXと同様にエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載しており、NSXと方向性は同じ車になるかと思います。ただし、918の方がシステム出力は880psと大幅にNSXを上回っています。重量はトータルでどうなるか分かりませんが、918はシャシがカーボン繊維強化プラスチック製モノコック、NSXはマルチマテリアルのスペースフレーム構造となります。
918の7分切りというタイムは、数年前までは市販車としては考えられないレベルなので、新型NSXもそれを超えるというのはかなり厳しいのではないでしょうか?
システム出力がこれだけ違うと、軽量化やAWDの電子制御、空力など、トータルバランスでかなりアドバンテージがないと918超えは難しいと思います。

そして次にLFAですが、最高出力もNSXとほぼ近く、そうはいってももう4年前の車なので、最新のテクノロジーを搭載してくるであろう新型NSXは負けない、というか負けてはいけない相手かと思います。
 
では、肝心のGT-Rはどうでしょうか?
GT-Rの最高出力は600psなので、NSXも最高出力ではそう引けはとっていません。車重もGT-Rはかなりある部類の車だと思いますので、パワーウェイトレシオで考えると大差はないでしょう。

ただし、GT-Rはニュルで今まで何年もタイムアタックをしてきたノウハウがあるので、今回まったく新規開発のNSXがそのラップタイムを超えるには、最初から車のトータルバランスを相当なレベルまで完成させないといけないと思います。


最後に新型NSXのテスト車両のニュル走行動画をご紹介します。
まだまだ全開走行までには余裕のある感じで、タイムアタックも大いに期待できそうですね。



そのようなわけで、ざっくりと予想すると7分7秒から7分10秒くらいの間のタイムは実現可能かと思いますが、いかがでしょうか?
どちらにしても早く市販された新型NSXの走りを見てみたいものですね!

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