GT-R等に採用される「純正ブレンボキャリパー」。品質や性能はどうなの??

純正ブレンボは、多くの歴代GT-Rに装着されてきました。

純正ブレンボは、多くの歴代GT-Rに装着されてきました。

スカイラインGT-RとしてはBNR32の「Vスペック」に装備され、 BCNR33.BNRR34型では標準採用されました。

しかし、山の連続走行や内に秘めるパワーをチューニングにより解放した車両では「容量不足」「壊れる・開く」という声も多いです。
そこでフェラーリF40・F50の純正ブレンボキャリパー&社外大型ディスクローターに転換されることも。大容量&使えるローター径も多く、流用はかなり定番となっております。

しかし「R35 GT-R」に関しては別格。
第2世代GT-Rとは違いチューニングありきというわけではなく、公称300km/hマシンとなっていますので標準でモノブロック6potキャリパー&大径ローターです。
最初からサーキットへ対応しているとのことですが、それでもモアパワーを狙う場合はサイズアップの必要性が出てきます。

インプレッサ&ランエボ、その他国産車にも採用

ブレンボ

日本の2リッターハイパワー車両の、インプレッサやランサーエボリューションなどにも採用されました。(ランサーエボリューションに関しては、競技ベースのRS等に関しては交換前提なので装着されないケースも)

ホンダ車では、シビックタイプR、インテグラタイプR等、日産車はV35スカイラインクーペ(前期MT)やZ33型フェアレディZに装着されました。

その他、レガシィやフォレスターの限定車や、珍しいところでは"三菱 キャンター"のにも装着されたことがあります。

国産車の純正ブレンボ(スミンボ等)はどうなの?

本国製のブレンボと比較して、品質的な問題があるのか?

結論から言うと、そんなことはありません。

ここで言う国産車の純正ブレンボとは、住友等の会社がライセンス生産で作っているものを指していますが、当然、並大抵の技術ではブレンボのライセンスは頂けません。新品製造時の品質が悪いとは考えにくいでしょう。("純正状態"でのテストも相当行われています)キャパシティを持った上で、適正な車種に装着すれば充分な性能を発揮します。

しかし、国産に採用されるキャリパー等は「容量がギリギリ」という声は多く聞きます。

ポルシェに装着されるブレーキは必要とされる3-4倍の制動力を確保していると良く言われますね。それと比較すると、たしかにオーバースペックと呼べるほどのブレーキを国産で採用している車種はほぼ無いでしょう。

純正装着している車が馬力上昇となればキャリパーorローターが容量不足につながるケースや、純正パッドが効かずブレーキングが多くなり、キャリパーが「焼ける・開く」などのケースがあるのは事実です。

純正採用サイズではぎりぎりのシチュエーションとなってしまうことがあっても、他車種流用品としての需要は高いです。(主に下のクラスの車に流用されます)その点では中古良品の需要は高いです。

取引が行われるのは品質が良いからに他ならないでしょう。

容量を確保したブレーキを装着することが大切。

純正の国産車で、ポルシェの様にオーバースペック(=充分すぎるキャパシティ)なブレーキを装着する例は殆どないでしょう。

ステージやパワーに合わせたブレーキシステムの交換は必須です。

「ブレンボだから純正でも安全」なのではなく「容量を十分満たしたブレンボなら安全」と言えるでしょう。

例えば第2世代GT-Rは比較的パワーアップが容易ですが、キャリパー&ローター&パッドが純正では400-600馬力には耐えられません。サーキットの過酷走行やアップダウンの激しい峠で繰り返しブレーキングすればあっという間に、キャリパーが「開く・焼ける」という状況に。

高価ですがエンドレス製大型ブレーキキットや、社外としてのブレンボキット(キャパシティを多く持たせたサイズ)を装着すると良いでしょう。(勿論、パッドを含めた足回り・タイヤの設定も重要です。スポーツ走行は奥深く、難しいのです。)

安全性に関わるのは勿論のこと、限界を超えて使用すればば折角の純正ブレンボもすぐに壊れてしまいます。

スポーツ走行を行う場合は、ブレーキシステムはしっかりしたものを装着したいですね。

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