レクサスLFAの価格はなぜあそこまで高額なのか?

LFAとはどんな車?

無題

LFAとは、Lexus Flagship Apexの頭文字を取った車名で、その名の通りレクサスブランドの頂点に立つスーパースポーツカーです。「世界超一級レベルの運動性能と超一流の感性と官能を持ち合わせるスーパースポーツカー」として開発されました。
 
世界でわずか500台の限定車で日本での販売台数は165台のみ。予約受付から注文が殺到しあっという間に165台に達したので予定よりかなり早く予約受付を終了しました。発売されたときの新車価格は3750万円でした。

フロントミッドシップに搭載されたV型10気筒4.8Lエンジンは、最高出力560PS、最大トルク48.9(kgf・m)を発生。わずか1480kgの車両重量とあいまって異次元の加速パフォーマンスを見せてくれます。

車の値段はどうやって決まる?

最近の車は量販車種であれば、ほとんどの車がプラットフォーム(車のベースボディ)やエンジンを共用しています。
共用する理由はもちろんコストを低く抑えるためです。

エンジンやトランスミッションまで新規に開発し、プラットフォームも一から開発する新規投入車ともなると、かかる費用はざっと1000億円。
エンジン、トランスミッションなどを流用する形でのフルモデルチェンジでも300億~500億円です。
それら開発費を販売台数(の予測)で割った数字が車1台の価格になるので、エンジンやシャーシを共用して、より多くの車を製作すればそれだけ価格が安く抑えられるというわけです。

LFAの3750万円は高いのか?

レクサス LFA

LFAはそのほとんどが新規の設計で作られました。

それでいて生産台数は、全世界で500台とわずかなものですから、1台あたり3750万円という価格でもまったく採算に見合っていません。開発費は少なくとも500億円以上はかかっているはずですので、500億円÷500台で、1台1億円でもやっと少し利益が出るか出ないか?といったところです。

しかし、そもそも、LFAは利益を度外視してでも世に送り出した意義のある車です。世界最高レベルのトヨタの技術力、レクサスのブランド力を世界に発信することもその意義の一つでした。

日産GTRとLFAを比べてみると…

日本が世界に誇るスーパースポーツカーのGTRとLFAはその価格や速さなどが良く比較されます。速さで比べると、GT-RもLFAもほぼ互角ですし、1000万円のGT-Rがフェラーリやランボルギーニなど3000万円以上の車より速いことも魅力の一つです。それなのに、GT-Rは1000万円以下…。

この値段の差はいったいどこから来るのでしょう。

最大の理由はGT-Rが量産を前提として開発されたスポーツカーであるということ。専用プラットフォームなどこだわるところは徹底的にこだわっていますが、それ以外の部分では徹底的にコストダウンをしています。

GT-Rはスポーツカー、LFAはスーパーカーという位置づけなので価格も存在意義も異なるのです。

例えば、LFAでは排気音チューニングにおいても、莫大な開発コストをかけています。

「速く走る」以外の部分にもこだわりがあると当然、開発費も跳ねあがる訳ですね。その意味で、レクサスLFAは速さ以外にもあらゆる点でこだわり抜かれた、国産スーパーカーと言えるでしょう。

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